タイトル

科目名[英文名] フィンテック基礎とビジネス応用[Introduction to FinTech and Advanced Business] 
担当教員[ローマ字表記] 松本 拓史[MATSUMOTO, Takuji] 
科目ナンバー FC2107A  科目ナンバリングとは
時間割番号 22107  科目区分 ----- 
講義形態 講義  開講学域等 融合学域 
適正人数 -----  開講学期 Q1 
曜日・時限 水1  単位数 1単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 ----- 
キーワード ----- 
講義室情報 総合教育2号館 E10示範教室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 実務経験のある教員による授業科目(基礎理論について講義する他、民間企業におけるコンサルティング等の実務経験を活かし、学生間討議に基づく事例研究やプレゼンテーション課題を扱うなど、実践的内容を重視する。) 

授業の主題
FinTechとは、「Finance(金融)」と「Technology(技術)」を融合させた造語で、IT(情報技術)を駆使した新しい金融サービスである。AI、ビッグデータ、モバイル、ブロックチェーン、P2P等の先端技術が、様々なファイナンスの用途に応用されることで生まれた金融イノベーションの全体像について、理論と実践の両面から理解する。フィンテックを取り巻く多様な概念や今後の展開について、マーケティング、決済・財務管理・資産運用、仮想通貨、市場取引、エネルギービジネス等の具体的な事例を通して学修する。
 
学修目標(到達目標)
フィンテックという金融イノベーションについて、技術的背景と実践的応用事例の両面から学修することにより、先端技術が既存のビジネスを進化させることの意義や重要性を理解し、今後の課題や展望について考えを深めることができる。
 
授業概要
第1回: イントロダクション
第2回: 暗号資産(仮想通貨)とデジタル通貨
第3回: 消費者行動と金融マーケティング
第4回: 機械学習の原理と応用
第5回: ブロックチェーン基礎
第6回: ブロックチェーン活用事例:エネルギービジネス
第7回: 事例研究グループ発表
第8回: まとめと試験
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
出席態度(40%)、事例研究発表(30%)、及び期末試験(30%)により評価する。
 
ルーブリック
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
模範的標準要改善
フィンテックの基礎的理解(期末試験)フィンテックにおける技術や応用事例について概念や用語を理解するとともに、意義や課題等について深い分析的考察ができる。フィンテックにおける技術や応用事例について概念や用語を理解し、一定の分析や考察ができる。フィンテックにおける技術や応用事例について全く理解していない。
フィンテックの事例研究(事例研究発表)応用事例に関する調査分析を通して、独自の視点に基づく考察を行うとともに、効果的かつ論理的な説明ができる。応用事例に関して、ひととおりの考察と説明ができる。応用事例に関する考察や説明がほとんどできない。
その他(出席、授業への積極的参加等)すべての授業に出席し、発言や質問を通して授業への積極的参加姿勢が見られる。1,2回程度の欠席が見られるが、授業内容を理解しようとする姿勢が見られる。授業の半分以上を欠席し、理解不足を補おうとする姿勢も見られない。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
★1.オンデマンド教材(授業内容の全体)
授業の前日以前にアップロードするスライド資料(オンデマンド教材)、及びテキストの該当箇所について、簡単に目を通しておくこと。(目安:1時間)
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
復習に関する指示
★3.オンデマンド教材以外の指示・課題
講義で紹介した事例について、最近の情報をインターネット等で調べてみることを勧める。また、事例研究発表についての準備を進めること。(目安:2時間半)
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名 ISBN
978-4766426137
著者名
嘉治佐保子, 中妻照雄, 福原正大
出版社
慶應義塾大学出版会
出版年
2019
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
講義中もしくは講義直後に質問することが望ましいが、電子メールでも受け付ける。
 
履修条件
特になし
 
特記事項
特記事項
派遣留学中の学生についてオンライン対応 否
 

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