科目名[英文名]
マーケティング基礎[Introduction to Marketing]
担当教員[ローマ字表記]
金間 大介
[
KANAMA, Daisuke
]
科目ナンバー
CC2202A
科目ナンバリングとは
時間割番号
21202
科目区分
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講義形態
講義
開講学域等
融合学域
適正人数
受講希望者の人数が超過した場合は調整することがある。
開講学期
Q1
曜日・時限
木2
単位数
1単位
授業形態
60単位上限
対象学生
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キーワード
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講義室情報
総合教育2号館 F10講義室(対面のみ)
開放科目
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備考
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授業の主題
企業組織および市場(マーケット)の概念と仕組みを理解し、企業行動を分析する上での基礎知識を身につける。
学修目標(到達目標)
マーケティングの基本概念と基礎理論を理解し、今後のマーケティング学習のための基礎作りを行う。
また,マーケティングは実践に近い学問であるため,自ら主体的に学ぶ力が求められる。これを養うため,最先端の話題を交えたディスカッションも取り入れる。
これにより受講生は、マーケティング戦略の基礎概念を取得できるとともに、より上流工程にあるイノベーションの仕組みも合わせて理解することができる。
授業概要
マーケティングとは、一言で表現すると「売れ続ける仕組み」をつくることである。具体的には、顧客の視点で物事を考え、どのようなニーズがあるのかを調査し、それを満たすような商品やサービスを開発し、効率よく特徴を顧客に伝え、購入や利用を促す活動全般をマーケティングという。
いまやマーケティングの考え方は、単に商品やサービスの販売促進のための方法論にとどまらず、企業戦略や経営戦略の中心となる重要な概念となっている。
そこで,商品開発に必要となる消費者行動分析や科学的なマーケティングリサーチ、マーケティング思考に基づく経営戦略・事業戦略・商品戦略の分析・企画・立案、さらにこうした人材の育成手法開発など幅広い分野を対象とする。
第1回: プロモーションの考え方
具体的な内容:企業にとっての広告や広報の考え方について、詳細を理解する
第2回: 市場調査と分析
具体的な内容:マーケティングプロセスにおける市場調査の手法と役割について理解する
第3回: マーケット・セグメンテーションの考え方
具体的な内容:市場を細分化するための手法や効果について理解を深める
第4回: プライシングの考え方
具体的な内容:価格付けのあり方やその変遷についての理解を深める
第5回: 市場ポジションと競争戦略
具体的な内容:他者から見た自社の立ち位置について、そのフレームワークを検討する
第6回: ブランド構築
具体的な内容:ブランディングの効果やその検証方法を理解する
第7回: 顧客変化と企業対応
具体的な内容:顧客とのコミュニケーションについて、どういった対応が必要となるかを考える
第8回: まとめと期末試験
具体的な内容:記述式の筆記試験を行う
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・30% 演習課題・小テスト
・70% 期末試験
ルーブリック
【授業別ルーブリック】
評価項目
評価基準
模範的
標準
要改善
マーケティングの基本概念と基礎理論の理解(期末試験) 配分:70%
マーケティングに関する仕組みを理解するとともに、企業経営の現場でどのように活用されているかについての基礎知識を身につけている。
マーケティングの概念、仕組み、役割、およびマーケティングの仕組みをある程度理解している。
マーケティングの基本概念や仕組みについて全く理解していない。
マーケティングの基礎知識を踏まえた論理的思考力(期末試験) 配分:70%
個別のマーケティング戦略に関する基礎的な理解をしているともに、研究開発の視点・発想力をもって自身の考えを論理的に説明できる。
マーケティングの基礎知識を踏まえた上で,正しく社会変化を論じることができる。
マーケティングに関する論理的な思考展開ができていない。
その他(出席,授業への積極的参加,発表等) (演習課題,小テスト) 配分:30%
すべての授業に出席し,毎回発言・質問する授業への高い積極的参加が見られる。
1,2回程度の欠席が見られるが,特に注意されることもなく授業に参加している。
授業の3分の2以上を欠席し,授業への積極的な参加姿勢も全く見られない。
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
各回の授業の前に、2時間程度の時間をかけ、次の授業で扱うテキストの箇所をよく読んでくること。
予習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
復習に関する指示
各回の授業の後に、2時間程度の時間をかけ、教材レジュメや自身のノートを改めて読み直し、授業内容を復習すること。
復習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
教科書・参考書
教科書
教科書
書名
イノベーション&マーケティングの経済学
ISBN
著者名
金間大介・山内勇・吉岡(小林)徹
出版社
中央経済社
出版年
2019
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
講義後の時間帯が望ましい
履修条件
適正人数
受講希望者の人数が超過した場合は調整することがある。
その他履修上の注意事項や学習上の助言
原則として,遅刻者・欠席者に対する配布資料の事後配布は行わない。また、講義中の小テスト・小レポート課題については、理由のいかんを問わず配布時点で着席していない受講者には配布しない。
特記事項
特記事項
派遣留学中の学生のオンライン対応については否とする
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