タイトル

科目名[英文名] イノベーション基礎[Introduction to Innovation] 
担当教員[ローマ字表記] 金間 大介[KANAMA, Daisuke] 
科目ナンバー CS2103A  科目ナンバリングとは
時間割番号 12003  科目区分 ----- 
講義形態 講義  開講学域等 融合学域 
適正人数 受講希望者の人数が超過した場合は調整することがある。  開講学期 Q3 
曜日・時限 水5  単位数 1単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 ----- 
キーワード ----- 
講義室情報 総合教育講義棟 A1講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
企業におけるイノベーション戦略や国・自治体におけるイノベーション政策の基礎学習
 
学修目標(到達目標)
イノベーションを起こせない組織は、遅かれ早かれ必ず消滅する。そしてイノベーションを醸成できない国や地域もまた、必ず衰退する。そこで本授業では、イノベーションの基本的な役割、コンセプト、仕組みについて、いくつかの事例を交えながら学修する。これにより受講生は、イノベーションの基本的な仕組みや重要性について理解することができる。
 
授業概要
「経済の発展は、経済の循環とは性質を異にするもので、そこには循環に見られる連続的な均衡状態はなく、非連続的・断絶的な様相を呈する」という前提のもと、いかに現在の社会経済においてイノベーション創出が重要であるかを受講者全員で認識する。その上で、顧客創造、新市場開拓、市場拡大、異業種参入など、複数の事例をもとにイノベーション創出の概念や仕組みを理解する。
第1回: イノベーションとは
具体的な内容:当該授業におけるイノベーションの定義を理解するとともに、以降に続く事前準備をする
第2回: イノベーションのジレンマ
具体的な内容:創造と破壊はなぜ起こるのかについて、理解を深める
第3回: 技術で勝ちビジネスで負ける日本
具体的な内容:日本にとって、これから何が必要かという視点から、イノベーション論を考える
第4回: イノベーションの種類
具体的な内容:イノベーションには様々なタイプが存在する。その違いを認識し理解を深める
第5回: 最新イノベーション戦略①
具体的な内容:オープン&クローズ戦略や、プラットフォーム戦略等について、ビジネスモデルの視点から理解を深める
第6回: 最新イノベーション戦略②
具体的な内容:デザインドリブンイノベーション等について、ビジネスモデルの視点から理解を深める
第7回: テクノロジー・ブランディング
具体的な内容:技術をブランド化するというアプローチから、イノベーションの役割を考える
第8回: まとめと期末試験
具体的な内容:自由記述形式による期末試験を行う
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・30% 演習課題・小テスト
・70% 期末試験
 
ルーブリック
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
模範的標準要改善
イノベーションの基本概念と基礎理論の理解(期末試験) 配分:70%イノベーション創出に関する仕組みを理解するとともに、企業経営の現場でどのように活用されているかについての基礎知識を身につけている。イノベーションの概念、仕組み、役割、およびイノベーション創出の仕組みをある程度理解している。イノベーションの基本概念や仕組みについて全く理解していない。
イノベーションの基礎知識を踏まえた論理的思考力(期末試験) 配分:70%個別のイノベーション戦略に関する基礎的な理解をしているともに、研究開発の視点・発想力をもって自身の考えを論理的に説明できる。イノベーションの基礎知識を踏まえた上で,正しく社会変化を論じることができる。イノベーションに関する論理的な思考展開ができていない。
その他(出席,授業への積極的参加,発表等) (演習課題,小テスト) 配分:30%すべての授業に出席し,毎回発言・質問する授業への高い積極的参加が見られる。1,2回程度の欠席が見られるが,特に注意されることもなく授業に参加している。授業の3分の2以上を欠席し,授業への積極的な参加姿勢も全く見られない。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
各回の授業の前に、2時間程度の時間をかけ、次の授業で扱うテキストの箇所をよく読んでくること。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
復習に関する指示
各回の授業の後に、2時間程度の時間をかけ、教材レジュメや自身のノートを改めて読み直し、授業内容を復習すること。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名
イノベーション&マーケティングの経済学
ISBN
著者名
金間大介・山内勇・吉岡(小林)徹
出版社
中央経済社
出版年
2019
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
講義後の時間帯が望ましい
 
履修条件
適正人数
受講希望者の人数が超過した場合は調整することがある。
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
原則として,遅刻者・欠席者に対する配布資料の事後配布は行わない。また、講義中の小テスト・小レポート課題については、理由のいかんを問わず配布時点で着席していない受講者には配布しない。
 
特記事項
特記事項
派遣留学中の学生のオンライン対応については否とする
 

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