授業の主題
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本科目は、学術リテラシー教育にかかわる基礎的な科目の一つです。学術リテラシー教育では、以下の能力や知識を養成します。
・自律的・主体的な学修姿勢、研究活動に必要な学修デザイン能力
・文献やデータを調査・理解する能力、文献やデータの評価・分析能力
・論理的思考力、 課題発見力
・自己表現能力を含む知的コミュニケーション能力
・研究倫理に関する知識及び学修成果や研究内容の発信方法に関する知識
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学修目標(到達目標)
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新入生に対し、大学で学ぶ上でかかすことのできない主体的・自主的学習への動機づけを行い、専門教育を含む大学教育全般に対する能動的学習に導くことを目標とする。さらに、学生と教員及び学生相互のディスカッションを通して、大学生としての自己表現能力(プレゼンテーションスキルも含む)、コミュニケーション能力、学習デザイン能力、及び論理的な思考方法を育成する。
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授業概要
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学生は、医学系の研究室を見学・取材する。取材前には各自、または小グループ内で取材内容を考える。取材した教員、研究室、研究内容をアピールする立場となって、研究の面白さや特徴をわかりやすく紹介するプレゼン資料をグループ内で討論しながらPowerPointを用いて作成し、発表する。発表会においては、質疑応答、発表の内容・技術・態度の評価を学生相互に実施する。最後に他学生からの評価を参考に、自分のプレゼンを準備段階から振り返り、演習を通じて学修した点についてレポートにまとめる。この演習を通じて医学研究の多様性や研究室の雰囲気などを知り、研究室取材とプレゼンテーションの準備、発表、および質疑応答を通じて、学生相互、教員との交流を深めることにつながる。
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講義スケジュール
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講義回 | テーマ | 具体的な内容 | 担当教員 |
1 | ガイダンス | | 長田 直人[NAGATA, Naoto](医薬保健研究域 医学系) |
2 | 取材内容の打合せ | | |
3 | 研究室取材、プレゼン草案作成 | | |
4 | 研究室取材、プレゼン草案作成 | | |
5 | プレゼン草案作成 | | |
6 | プレゼンの事前検討(グループワーク) | | |
7 | 発表会、質疑応答、学生間評価 1日目 | | |
8 | 発表会、質疑応答、学生間評価 2日目 | | |
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評価方法と割合
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評価方法
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合否判定のみ。原則として全ての講義に出席した上で,課せられるレポートを提出し,調査・資料作成・発表・討論等に積極的に参加した者に合が与えられる。
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評価の割合
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提出物 20 (期限内の発表資料の提出2回、各10)
レポート 40
発表 40 (うち20は学生間の相互評価)
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授業時間外の学修に関する指示
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予習に関する指示
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本授業で与えられた課題に対して、発表のための情報収集と資料作成を行う。特に、研究室取材をする前に研究室の研究内容についてホームページ等で情報を集め、質問する内容を明確にしておく。
医薬科学類生命医科学コース研究室紹介 https://iyakukagaku.w3.kanazawa-u.ac.jp/news/content/
初回から毎回自身のノートPCを持参する。また、大学のメールアドレス(xxx@stu.kanazawa-u.ac.jp)の設定を終えておくこと。設定方法 https://www.emi.kanazawa-u.ac.jp/email/
マイクロソフトOfficeをインストールしておくこと。大学からダウンロードする場合は以下のURLから。
https://www.emi.kanazawa-u.ac.jp/mso/
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予習に関する教材
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オンデマンド教材以外の指示・課題
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復習に関する指示
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取材した内容に基づいて、自身で研究分野についてさらに調べて知識を身につける。
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復習に関する教材
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オンデマンド教材(授業内容の全体)
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教科書・参考書
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参考書
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9784759811759
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宮野公樹著
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化学同人
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2009
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9784800711458
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渡辺克之著
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ソーテック社
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2016
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9784844339632
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森重湧太
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インプレス
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2016
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オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
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メールで随時受付 長田直人 nnagata@staff.kanazawa-u.ac.jp
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履修条件
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特になし
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