タイトル

科目名[英文名] 腎臓内科学臨床実習[Core Clerkship(Internal Medicine/Nephrology)] 
担当教員[ローマ字表記] 坂井 宣彦[SAKAI, Norihiko], 岩田 恭宜[IWATA, Yasunori], 大島 恵[OSHIMA, Megumi] 
科目ナンバー -----  科目ナンバリングとは
時間割番号 41190  科目区分 ----- 
講義形態 実習  開講学域等 医薬保健学域 
適正人数 特になし  開講学期 Q3,Q4 
曜日・時限 集中  単位数 2単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 腎臓病理学,腎臓生理学,臨床腎臓学,腎不全,血液浄化療法,高血圧,水電解質,酸塩基平衡,臨床免疫学 ※詳細は,メッセージ等で随時指示するので確認すること。 
講義室情報 (対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 開講学期,開講時限等は時間割表等で確認すること。 

授業の主題
系統講義では病理学,生理学および臨床免疫学を基礎に腎臓病,高血圧にならびに水電解質について学習した.腎臓内科学臨床実習では,これらの基礎知識や診断学実習で学んだ診断法を生かして受け持ち患者を主治医とともに実際の診療に携わることを目指す.
 
学修目標(到達目標)
病理学,生理学および臨床免疫学を基礎に,受け持ち患者の疾患の病因および病態を理解し,実臨床の中で診断と治療の考え方を学ぶ.
【対応する医学DP】
A. 知識及び技能:診断及び治療の基本的技能を修得する.
E. コミュニケーション:他の医療従事者との連携を重視する。
 
授業概要
1.病棟実習
・ 学生1人につき1症例を割り当てる.
・ 学生自身で患者の病歴を聴取する.
・ 指導医の診察を見学した後,指導のもとに学生自身で診察を行い,診察法を取得する.
・ 実習期間中は病棟に患者を訪ね,診察を行う.
・ 指導医とともに検査データの解釈を行う.また,身体所見や検査データから患者の病態を考察し,治療法などについて指導医とディスカッションを行う.
・ 患者の病態および経過を理解し,学生用カルテに所見やアセスメントの記載を行う.
・ 病棟回診で,受け持ち患者について主治医グループとして問題点や経過について説明する.

2.外来実習
・ 外来患者の病歴聴取や診察を行う.
・ 聴取した病歴や身体所見から診断や検査計画などを考察する.担当教員とそれらについてディスカッションを行う.

3.症例提示
受け持ち患者について症例提示を行い,担当教員を含めディスカッションを行う.
 
評価方法と割合
評価方法
・3分の2以上の出席を必要とする.
・次項の項目及び割合で総合評価し,次のとおり判定する。
「 S( 達成度90%~100%)」,「 A( 同80%~90%未満)」,
「 B( 同70%~80%未満)」,「 C( 同60%~70%未満)」を合格とし、
「 不可( 同60%未満)」を不合格とする。( 標準評価方法)
・実習態度,技能の取得の程度によって評価を行う.
 
評価の割合
・60% 出席状況
・30% 知識と診察技能
・10% レポート
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
受け持ち患者の前日の検査結果などを把握し考察しておくこと.
 
予習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
復習に関する指示
指導医とのディスカッションの内容(身体診察の結果,検査結果の解釈など)について,教科書を用いて確認すること.
 
復習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名 ISBN
978-4-89592-873-1
著者名
デニス L. カスパーほか編
出版社
メディカル・サイエンス・インターナショナル
出版年
2017
教科書 書名 ISBN
978-4-88563-286-0
著者名
日本腎病理協会, 日本腎臓学会編集
出版社
東京医学社
出版年
2017
教科書 書名 ISBN
978-0-323-53265-5
著者名
[edited by] Alan S.L. Yu ... [et al.] ; special assistant to the editors, Walter G. Wasser
出版社
Elsevier
出版年
2020
 
教科書・参考書補足
標準腎臓病学(医学書院)
専門医のための腎臓病学(医学書院)
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
質問があれば各教員毎に対応する。
 
履修条件
特になし
 
適正人数
特になし
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
受け持ち患者について疑問点があれば速やかに解決・解明することが望ましい.
 
特記事項
特記事項
適宜,指導医と意見交換を行い,アクティブラーニングを取り入れている.
 

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