タイトル

科目名[英文名] 公衆衛生学Ⅱ[Public Health] 
担当教員[ローマ字表記] 原 章規[HARA, Akinori] 
科目ナンバー -----  科目ナンバリングとは
時間割番号 41185.5  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 医薬保健学域 
適正人数 -----  開講学期 Q1,Q2,Q3,Q4 
曜日・時限 集中  単位数 1.5単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 遠隔・対面併用、疫学、統計学、EBM, 予防医学、地域医療・地域保健、精神保健、感染症、母子保健、老人保健、介護保険、環境保健、オンライン  
講義室情報 (対面と遠隔(オンデマンドと双方向)の併用) 
開放科目 ----- 
備考 開講学期,開講時限等は時間割表等で確認すること。 

授業の主題
人間をとりまく環境要因、社会要因と健康との関連を考究し、健康増進のために必要な基礎的知識を習得する。また、疫学や臨床研究に基づくエビデンスを理解するための方法論を習得する。
【対応する医学類DP】A.知能及び技能:基礎医学・社会医学領域における専門的な知識を身につける。
 
学修目標(到達目標)
社会制度としての側面を持つ医学・医療を身に付けるには、広く医療制度や社会情勢に目を向けることが重要である。また、EBMの重要性が広く認識され、臨床研究や疫学調査データを正しく理解することが求められている。これらの要求に対応する基礎を身に付け、社会保障制度の変遷、医療行政における疫学の重要性を理解することを目標とする。
本目標の達成により、医療制度全般に関する理解と共に、EBMに基づく医学・医療の評価と検証を行うための基本的かつ重要な知識および方法を身に付けることができる。
 
授業概要
公衆衛生学の講義は、3年、5年および6年で行うが、5年・6年時(公衆衛生学II)は、法規を中心とした講義を行う。また、厚生労働省の医系技官や、自治体の行政官僚や、介護保険施設の経営者など実践で活躍されている講師に講義を行っていただく。

【講義内容】
国家試験に必要なコアカリキュラムを含んだ内容で、学生の学習意欲を高めるために故新の科学に基づいた情報をわかりやすく解説する。また、疫学やEBMの概念を理解した上で、新しい「Public Health」に関する学習内容を積極的に取り入れる。古典的公衆衛生学から脱皮を図るよう教官一同努力する。

1. 精神保健・福祉 
2. 感染症の疫学と対策 
3. 母子保健、少子化対策 
4.厚生労働省医系技官の役割 
5. 多様な視点で医療を考える 
6. 石川県における地域医療・地域保健
7. 他県における地域医療・地域保健 
8.成人保健と健康増進 
9.産業保健
10.国民栄養・食品保健
11.生活習慣病の疫学
12.社会保障
13.試験

 
 
評価方法と割合
評価方法
学期末試験の受験には、3分の2以上の講義への出席を必要とする。評価は合否で判定する。講義終了後に試験を行う。講義への出欠状況と試験結果とを総合して判定を行う。

 
評価の割合
講義への出席と学期末試験  100%

 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
日頃より公衆衛生に関連する社会動向に注目しておくこと
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
復習に関する指示
授業で強調された点を中心として、上記教科書・参考書などを押さえておくこと
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
教科書・参考書
教科書・参考書補足
国民衛生の動向(厚生統計協会)
New予防医学・公衆衛生学(南江堂)
医学統計学ハンドブック(朝倉書店)
予防医療実践ガイドライン(医学書院)
サブノート(メディックメディア)
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
9:00-17:00 短い質問は、随時受けるようにしている。複雑な問題については、教官と事前に打ち合わせることが望ましい。

 
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
公衆衛生学は社会と医学・医療の関係を学ぶ数少ない機会である。知識の習得のみならず常に社会動向に注意する態度を身に付けてもらいたい。また、国家試験の必須科目であることもお忘れなく。

 
特記事項
特になし

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