タイトル

科目名[英文名] 臨床検査医学[Laboratory Medicine] 
担当教員[ローマ字表記] 清水 美保[SHIMIZU, Miho] 
科目ナンバー -----  科目ナンバリングとは
時間割番号 41162  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 医薬保健学域 
適正人数 -----  開講学期 Q1,Q2,Q3,Q4 
曜日・時限 集中  単位数 2単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード ----- 
講義室情報 (対面と遠隔(オンデマンドと双方向)の併用) 
開放科目 ----- 
備考 開講学期,開講時限等は時間割表等で確認すること。 

授業の主題
医学教育モデル・コア・カリキュラムに従い、基本的な臨床検査の方法、適応、解釈を学習する。
 
学修目標(到達目標)
基本的な臨床検査の方法、適応、解釈を理解し、臨床検査医学における専門的な知識を身につける。
1. 基準値の概念を説明し、検査成績を評価できる。
2. 初期診療における基本的検査を列記し、目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。
3. 臨床検査デ-タに影響を及ぼす生体内、生体外因子を列記できる。
4. バイオマーカーの臨床的意義を理解できる。
5. 尿(定性・沈査)検査,胸・腹水検査、髄液検査,便検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。
6. 生化学検査項目を列記し、目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。
7. 臨床検査に用いられる酵素を列記し、臓器分布と異常所見を説明し、結果を解釈できる。
8. 脂質代謝を説明し、脂質代謝異常による病態の検査結果を解釈できる。
9. 免疫・血清検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。
10. 血液学的検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。
11. 血栓・止血検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。
12. 一般細菌培養同定検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。
13. ウイルス感染症検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。
14. 院内感染について説明し、その防止策を列記できる。
15. 呼吸機能検査、循環生理検査の概念と臨床的意義を理解できる。
16. 遺伝子診療の概要を理解できる。

【対応する医学類DP】A.知識及び技能:臨床医学領域について専門的な知識を身につける。
 
授業概要
1. 臨床検査医学総論
2. 臨床検査の基礎
3. 一般検査
4. 臨床化学検査
5. 酵素検査
6. 免疫・血清検査
7. 血液検査
8. 血栓・止血検査
9. 感染症検査
10. 呼吸機能検査
11. 循環生理検査(心電図検査)
12. 循環生理検査(心臓超音波検査)
13. 動脈硬化と交感神経活動の評価
14. 遺伝子診療学
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・(100)% 学期末試験
・不合格者に対しては、再試験あるいはレポートを1回のみ課す。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
★2.オンデマンド教材(授業内容の一部)
講義内容に該当する参考図書にて、概要を理解しておくことが望ましい(目安時間:1時間)。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
復習に関する指示
★1.オンデマンド教材(授業内容の全体)
講義資料、講義内容に該当する参考図書にて、再度履修することが望ましい(目安時間:1時間30分)。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
教科書・参考書
教科書・参考書補足
・金井正光 監:臨床検査法提要 改訂第35版(金原出版)
・高木康 監:標準臨床検査医学 第5版(医学書院)
・日本臨床検査医学会ガイドライン作成委員会:臨床検査のガイドライン JSLM2021(一般社団法人日本臨床検査医学会)
・河合忠 監:異常値の出るメカニズム 第7版(医学書院)
・髙久史麿 監:臨床検査データブック 2021-2022(医学書院)
・青木眞:レジデントのための感染症診療マニュアル 第4版(医学書院)
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
腎臓・リウマチ膠原病内科学講座の事務室へ電話(076-265-2499)またはメール(lab-med@med.kanazawa-u.ac.jp)にてご連絡下さい。
 
履修条件
特になし
 
特記事項
特になし

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