タイトル

科目名[英文名] 医用工学概論実習[Practical Course in General Engineering] 
担当教員[ローマ字表記] 田崎 裕也[TAZAKI, Yuya] 
科目ナンバー LIFE2428D  科目ナンバリングとは
時間割番号 23307  科目区分 ----- 
講義形態 実習  開講学域等 医薬保健学域 
適正人数 -----  開講学期 Q3 
曜日・時限 木2  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 医用工学, 実習  
講義室情報 (対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
臨床検査で用いられる医用計測機器の構成、原理、特徴や生体情報の収集方法、安全対策を理解できるように、医用工学・医用電子技術の基礎と応用を講義する。
 
学修目標(到達目標)
【授業目標】
医用工学概論で修得した医用工学に関する知識を、実習を通して体得することを目標とする。具体的には、テスタやオシロスコープなどの電子機器の使用方法を修得し、増幅回路(増幅素子、増幅器)の特性を知り、生体情報の変換装置(トランスデューサやセンサ)を体験し、また医用機器の電気的安全性を実際に測定することを通じて、医用工学の実際を体得してもらう。

【学生の学修目標】
1.電子機器の取り扱い方(テスタやオシロスコープを含む)を修得している。
2.増幅素子・増幅器の特性について、実際に特性を測定することで修得している。
3.変換装置の特性について、実際に変換装置を体験することで修得している。
4.電気的安全性について、実際に漏れ電流の測定方法を経験することで習得している。
5. 実験課題の報告書の作成技術を修得している。

【成績評価基準】
上記の項目について、レポートによって評価する。
 
授業概要
1. 電子機器の取扱い方、デジタルマルチメータ(テスタ)の使い方(オームの法則の実証、直並列回路、ホイートストンブリッジの平衡)
2. オシロスコープの使い方
3. フィルタ回路(CR回路・RC回路)の周波数特性と過渡応答
4. バイポーラトランジスタの静特性とエミッタ接地増幅回路の構築
5. 演算増幅器による増幅回路・演算回路の特性と同相除去比(CMRR)の測定
6. デジタル回路(論理演算、加算器)
7. 各種トランスデューサの特性(ポテンショメータ、サーミスタ、CdS、圧電素子、フォトトランジスタ、ホール素子)
8. 電気的安全性の測定
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
授業には、3分の2以上の出席を必要とする。
レポートの評価を100%とし、上記評価方法にて評価する。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
実習当日、各実習についての詳細な説明は行わない。そのため、当該実習項目については、実習前に必ず実習書を読み、どのような実習を行うかを理解しておくこと。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
復習に関する指示
各実習後には必ず、指定された期日までにレポートを提出すること。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
教科書・参考書
参考書
参考書 書名 ISBN
978-4-263-22374-1
著者名
嶋津秀昭, 中島章夫編集
出版社
医歯薬出版
出版年
2018
 
教科書・参考書補足
授業開始時にテキストを配布する。
参考書として、医用工学概論の教科書を持参すること。

 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
授業に関する質問はいつでも「アカンサスポータル」から受け付けます。

 
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
実習前にテキストを予習をしておくこと。実習項目は全て行う。欠席した場合には、予備日に欠席分の実習項目を実施すること。

 
特記事項
特になし

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