タイトル

科目名[英文名] 分子間相互作用論[Intermolecular Interactions] 
担当教員[ローマ字表記] 淺川 雅[ASAKAWA, Hitoshi] 
科目ナンバー CHEM3361A  科目ナンバリングとは
時間割番号 47325  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q3 
曜日・時限 月2  単位数 1単位 
授業形態 対面と遠隔の併用(対面≧遠隔)  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 分子間相互作用  
講義室情報 自然科学本館(総合研究棟Ⅴ) 210講義室(対面と遠隔(オンデマンドと双方向)の併用) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
化学物質の構造・物性の起源となる「分子間相互作用」を物理化学的観点から理解を深める。
 
学修目標(到達目標)
分子間相互作用は化学物質の構造や物性を決める重要な要素である。物質内で分子同士がどのような配向・配列構造を形成するかは、分子間相互作用の強さ・距離依存性・方向依存性などの特徴によって決まる。分子集合体構造の形成メカニズムを理解するために、本授業では静電力・誘起力・分散力に加えて水素結合や疎水性相互作用などの起源や特徴を学修することを目的とする。
 
授業概要
第1回:ガイダンス、分子間相互作用の概要
第2回:イオンが関わる分子間相互作用
第3回:イオンが関わらない分子間相互作用
第4回:水素結合
第5回:水の構造と性質、疎水性相互作用
第6回:その他の分子間相互作用
第7回:分子間相互作用の分類とその特徴
第8回:期末試験
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~89%)」、
「B(同70%~79%)」、「C(同60%~69%)」を合格とし、
「不可(同0%~59%)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
20% 小テスト
80% 学期末試験
 
ルーブリック
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
達成率 90〜100% 達成率 80〜89% 達成率 70〜79% 達成率 60〜69% 達成率 0〜59%
分子間相互作用の基礎的な知識 分子間相互作用について、正確な知識を獲得しており、学習していない物質の構造や性質を分子間相互作用で説明することができている。 分子間相互作用について、正確な知識を獲得しており、物質の構造や性質との関連について説明できている。 分子間相互作用について、正確な知識を獲得しているが、物質の構造や性質との関連について説明することができていない。 分子間相互作用について、基本的概念を理解しているが、表面的、部分的であり不完全である。 分子間相互作用の基本的概念について理解していない。
      
      
      
      
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
十分な自学自習を行うこと。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
復習に関する指示
十分な自学自習を行うこと。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名 ISBN
9784807909773
著者名
P. W. Atkins, J. de Paula
出版社
東京化学同人
出版年
2020
 
参考書
参考書 書名 ISBN
978-4807906956
著者名
アトキンス著 千原秀昭・中村亘男訳
出版社
東京化学同人
出版年
2009
参考書 書名 ISBN
978-4254140941
著者名
J.N.イスラエルアチヴィリ 著/大島広行 訳
出版社
朝倉出版
出版年
2013
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
hi_asa@staff.kanazawa-u.ac.jp まずはEメールで連絡してください。(自然研1C519号室)
 
履修条件
物理化学基礎A/B、化学熱力学A/Bを共に履修していること。
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
講義では、教員と学生による質疑応答や、小テストといったアクティブラーニングを
行います。
 
特記事項
特になし

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