授業の主題
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化学物質の構造・物性の起源となる「分子間相互作用」を物理化学的観点から理解を深める。
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学修目標(到達目標)
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分子間相互作用は化学物質の構造や物性を決める重要な要素である。物質内で分子同士がどのような配向・配列構造を形成するかは、分子間相互作用の強さ・距離依存性・方向依存性などの特徴によって決まる。分子集合体構造の形成メカニズムを理解するために、本授業では静電力・誘起力・分散力に加えて水素結合や疎水性相互作用などの起源や特徴を学修することを目的とする。
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授業概要
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第1回:ガイダンス、分子間相互作用の概要
第2回:イオンが関わる分子間相互作用
第3回:イオンが関わらない分子間相互作用
第4回:水素結合
第5回:水の構造と性質、疎水性相互作用
第6回:その他の分子間相互作用
第7回:分子間相互作用の分類とその特徴
第8回:期末試験
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評価方法と割合
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評価方法
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次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~89%)」、
「B(同70%~79%)」、「C(同60%~69%)」を合格とし、
「不可(同0%~59%)」を不合格とする。(標準評価方法)
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ルーブリック
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【授業別ルーブリック】
評価項目 | 評価基準 |
達成率 90〜100%
| 達成率 80〜89%
| 達成率 70〜79%
| 達成率 60〜69%
| 達成率 0〜59%
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分子間相互作用の基礎的な知識
| 分子間相互作用について、正確な知識を獲得しており、学習していない物質の構造や性質を分子間相互作用で説明することができている。
| 分子間相互作用について、正確な知識を獲得しており、物質の構造や性質との関連について説明できている。
| 分子間相互作用について、正確な知識を獲得しているが、物質の構造や性質との関連について説明することができていない。
| 分子間相互作用について、基本的概念を理解しているが、表面的、部分的であり不完全である。
| 分子間相互作用の基本的概念について理解していない。
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授業時間外の学修に関する指示
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予習に関する教材
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オンデマンド教材(授業内容の一部)
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復習に関する教材
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オンデマンド教材(授業内容の一部)
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教科書・参考書
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教科書
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9784807909773
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P. W. Atkins, J. de Paula
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東京化学同人
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2020
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参考書
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978-4807906956
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アトキンス著 千原秀昭・中村亘男訳
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東京化学同人
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2009
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978-4254140941
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J.N.イスラエルアチヴィリ 著/大島広行 訳
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朝倉出版
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2013
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オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
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hi_asa@staff.kanazawa-u.ac.jp まずはEメールで連絡してください。(自然研1C519号室)
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履修条件
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物理化学基礎A/B、化学熱力学A/Bを共に履修していること。
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その他履修上の注意事項や学習上の助言
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講義では、教員と学生による質疑応答や、小テストといったアクティブラーニングを
行います。
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