評価項目 | 評価基準 |
電磁波の基礎知識と理解
・マックスウェル方程式と関連する物理現象
・電磁気学における構成方程式
・電磁波の伝搬と平面電磁波 | 基本公式の導出と考察力
マックスウェル方程式に基づいた
・波動方程式の導出
・ダランベール解の導出
・境界条件の導出
屈折率が小さな媒質から大きな媒質への平面単色光の入射に対する
・反射の法則と屈折(スネル)の法則の導出
・振幅に対する反射率と透過率の導出
・光の強度、および光線束のエネルギーに対する反射率と透過率の導出
・反射・透過現象のエネルギーの観点からの考察 | 具体的な計算による可視化と応用
・反射率および透過率の計算のための公式の活用と、可視化による現象の理解
・偏光サングラスを例とした、身近な光学現象の原理と応用の理解
・ブリュースター窓を例とした高度な光学現象の原理と応用の理解 |
S | 全項目について正しく理解できており、数式に基づいて的確に説明することができる。
高度な光学現象の理解や応用問題を解くにあたり、適切に用いる事ができる。 | 全項目について深く理解できており、基本公式を正しく導出することができる。
導出に必要となる数学的知識を正しく理解し、適切に利用できる。
得られた公式の持つ意味をより深く掘り下げて考察することができる。
基本公式やその導出過程で導入された考え方や数学手法を、より高度な現象や問題を理解し解決するために適切に用いる事ができる。 | 種々の反射率と透過率を、屈折率からコンピュータを用いて算出することができ、適切にグラフを作成して可視化できる。その結果に基づいて,数式だけからではわかりにくい特徴や特別な現象について深く理解し、正しく説明することができる。
この授業で学んだ理論や現象に基づいて、高度な応用例や身近に起きている光学現象を正しく理解し、的確に説明することができる。 |
A | 項目の殆どについて正しく理解できており、数式に基づいて十分な説明ができる。
高度な光学現象の理解や応用問題を解くにあたり、適切に用いる事ができる。 | 項目の殆どについて理解できており、基本公式を正しく導出することができる。
導出に必要となる数学的知識を理解し、利用できる。
得られた公式の持つ意味を考察することができる。
基本公式やその導出過程で導入された考え方や数学手法を、より高度な現象や問題を理解し解決するために程度利用する事ができる。 | 種々の反射率と透過率を、屈折率からコンピュータを用いて算出することができ、グラフを作成して可視化できる。その結果に基づいて,数式だけからではわかりにくい特徴や特別な現象について理解し説明することができる。
この授業で学んだ理論や現象に基づいて、高度な応用例や身近に起きている光学現象を説明することができる。 |
B | 各項目について概ね理解できており、数式に基づいて説明することができる。
光学現象の理解や基本的問題を解くにあたりある程度用いる事ができる。 | 各項目について概ね理解できており、基本公式を導出することができる。
導出に必要となる数学的知識を概ね理解している。
得られた公式の持つ意味を考察することができる。
基本公式やその導出過程で導入された考え方や数学手法を、基本的な問題の解決にある程度利用する事ができる。 | 種々の反射率と透過率を、屈折率からコンピュータを用いて算出し,グラフに可視化できる。その結果に基づいて,数式だけからではわかりにく特徴や特別な現象について概ね理解することができる。
この授業で学んだ理論や現象に基づいて、高度な応用例や身近に起きている光学現象について理解できる。 |
C | 各項目について概ね理解できており、ある程度説明することができる。
基本的問題を解くにあたりある程度用いる事ができる。 | 各項目について概ね理解できており、基本公式をある程度説明することができる。
導出に必要となる数学的知識を概ね理解している。
得られた公式の持つ意味をある程度考察することができる。
| 種々の反射率と透過率を、屈折率からコンピュータを用いて算出できる。
この授業で学んだ理論や現象に基づいて、身近に起きている光学現象について理解できる。 |
不可 | 理解できている項目は半分程度以下で、正しく説明することができていない。 | 理解できている項目は半分程度以下で、自分では公式を完全には導出できない。 | 種々の反射率と透過率を、屈折率からコンピュータを用いて正しく算出できない。
この授業で学んだ理論や現象に基づいて、身近に起きている光学現象について理解できていない。 |