タイトル

科目名[英文名] 代数学2A[Algebra 2A] 
担当教員[ローマ字表記] 杉山 真吾[SUGIYAMA, Shingo] 
科目ナンバー MATH3131A  科目ナンバリングとは
時間割番号 46031  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q3 
曜日・時限 木2,金2  単位数 2単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード ----- 
講義室情報 自然科学5号館B 第8講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 【講義室情報】木2:自然科学5号館第8講義室、金2:自然科学5号館第6講義室(木曜日と金曜日で講義室が異なります。)  

授業の主題
環論の基礎.
 
学修目標(到達目標)
環とは加法と乗法が定義されている集合である. 整数全体の集合や多項式全体の集合が典型的な環の例であり, 環論は整数論や代数幾何学の基礎になっている. この授業の目標は環論の基礎を学ぶことである.
授業では適宜演習も行う. 環論の一般論は, 整数の研究や方程式で定義される図形(代数多様体)を取り扱う際に当然のように使用されるため, この講義はそれらの学習の導入ともいえる.
 
授業概要
1. 環の定義
2. 有理整数環, 多項式環
3. イデアル, 剰余環
4. 準同型定理
5. 中国剰余定理
6. 素イデアル
7. 整域
8. 試験

コースの内容や順序は状況により変更する可能性がある.
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・(80)% 学期末試験
・(20)% レポート
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
予習に要する時間30分, 期間を通して通算30時間の自習時間が必要である.
 
予習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
復習に関する指示
授業後に内容を理解し演習問題を解くのに要する時間60分, 期間を通して通算30時間の自習時間が必要である.
 
復習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
教科書・参考書
参考書
参考書 書名 ISBN
978-4-535-78660-8
著者名
雪江明彦
出版社
日本評論社
出版年
2023
参考書 書名 ISBN
978-4-7853-1311-1
著者名
森田康夫
出版社
裳華房
出版年
1987
参考書 書名 ISBN
9784320017917
著者名
M.F.Atiyah 著・ I.G.MacDonald 著・ 新妻 弘 訳
出版社
共立出版
出版年
2006
参考書 書名 ISBN
9784320016583
著者名
松村英之
出版社
共立出版
出版年
2000
 
教科書・参考書補足
森田康夫「代数概論」は素元の定義の流儀がこの講義とは異なることに注意すること.
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
最初の授業時間に指示する.
 
履修条件
特になし
 
特記事項
特になし

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