授業の主題
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細胞は生物を構成する基本単位であり、ゲノムDNA情報をもとに生命活動を営む。本実験の目的は、DNA情報が発現し、機能するまでの過程を調べる初歩的技術を習得し、細胞の形態や機能を制御する仕組みを理解することで、細胞学の基本的な考えを学習することである。
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学修目標(到達目標)
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ゲノムDNAに書かれた情報は、親から子へ、子から孫へと受け継がれる生命の設計図である。その設計図をもとにRNAを産生し、最終的に機能分子であるタンパク質を創出する。本授業では、RNAやタンパク質の動態や機能を調べる分子細胞生物学実験を行う。
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授業概要
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大腸菌とプラスミドを用いた遺伝子操作の基本を習得する。実験に加えて, 遺伝子に関する基礎知識の修得, データ解
析法の積極的な学習が求められる。具体的な実験内容は以下の通りである。
1) 大腸菌の取扱い方の基本, 2) 薬剤耐性菌の検出, 3) プラスミドDNAの精製, 4) プラスミドによる形質転換, 5) 核酸のア
ガロースゲル電気泳動, 6) プラスミドの制限酵素地図の作成, 7) GFP発現用プラスミドの作製, 8) オプション実験
ガロースゲル電気泳動, 6) プラスミドの制限酵素地図の作成, 7) GFP発現用プラスミドの作製, 8) オプション実験
9) 実験終了後、発表会を開催し、班ごとに実験結果と考察を学会発表に準じた形式で発表
授業は集中して行う。約2週間を実験にあてる。
授業時間外における学習内容:
実験結果をまとめ、課題発表の準備する。
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評価方法と割合
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評価方法
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その他/Other methods 実験内容, 積極性, 出席状況, 発表の内容を総合的に勘案し評価する。
成績評価基準:
1. 自ら積極的に実験することにより、再現性のあるデータをとることができる。
2. 実験器具の名称と使い方を身につけている。
3. 遺伝子組換え実験に関する基礎的な実験手法を身につけるまで繰り返し取り組むことができる。
4. 実験計画を立案し,計画書を作成できる。
5. 実験結果を適切に考察し、発表することができる。
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評価の割合
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記述箇所 授業には、実験・実習のため皆出席することを原則とし,5分の4以上の出席を必要とする。実験内容と積極性, 出席
状況, 発表内容等を総合的に勘案し採点する。
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授業時間外の学修に関する指示
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予習に関する指示
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このラボクラスの前に、細胞生物学および/または生理学コースを学ぶことを学生に期待します
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予習に関する教材
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オンデマンド教材(授業内容の一部)
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復習に関する指示
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学生は、このラボクラスの後にラボノートを勉強することを期待しています
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復習に関する教材
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オンデマンド教材(授業内容の一部)
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教科書・参考書
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教科書・参考書補足
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プリントを授業開始時に配布する。
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オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
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月〜金曜10:00-18:00。質問等は、授業時にも随時受け付ける。
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履修条件
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その他履修上の注意事項や学習上の助言
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金沢大では,授業・実習1コマあたり3時間の学習時間を仮定しています。授業・実習の前と後にテキストを読んだり,復習をするなど,少なくとも1.5時間の自主学習をして下さい。テキストの章末にある小問をすると,授業の主題についての理解が進むと思う。
Our university expects that each student will spend 3 hours per week per credit-hour to each course during the regular semester. Study the subject by yourselves at least for 1.5 hours per week, such as reading the text before and after a lecture, or reviewing a lecture you have taken, etc. Quiz can be found at the end of each chapter of the text will help you to understand the subjects of this class.
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