タイトル

科目名[英文名] 岩石発達史B[Petrogenesis and Earth History B] 
担当教員[ローマ字表記] 森下 知晃[MORISHITA, Tomoaki], 海野 進 
科目ナンバー GEOL3511C  科目ナンバリングとは
時間割番号 44018  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q4 
曜日・時限 月2  単位数 1単位 
授業形態 対面と遠隔の併用(対面≧遠隔)  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード この授業は原則対面で行う;マグマ, 火成岩, 結晶, マントル, 地殻, マグマ溜り,熱力学, 地球化学 
講義室情報 自然科学2号館(総合研究棟Ⅱ) 自然システム地球学実験室1(対面と遠隔(オンデマンドと双方向)の併用) 
開放科目 ----- 
備考 EMI科目(英語で行われる授業科目) 

授業の主題
岩石学で学習した火成岩の基礎的事項の理解の上に立って,マグマの発生から上昇・貫入,結晶化のプロセスについて解説する。また,マグマと火成岩の生成条件を解析するツールとして,熱力学や地球化学モデリングの基礎と簡単な応用について学習する。
 
学修目標(到達目標)
1.マグマの発生,上昇・貫入,結晶化のプロセスを理解させる
2.マグマと火成岩の生成条件を理解するための基礎を習得させる
なお,本講義は25 %以上英語化する(配布物は英語を基本とする)
 
授業概要
マグマの発生と火成岩の産状
噴火の物理と定置プロセス
マグマの地球化学
マグマの生成機構

学生はあらかじめ授業項目に関する配付資料を予習し,授業中に与えられた課題についてレポートを提出する。
 
評価方法と割合
評価方法
講義の期間中に複数のレポートを課す。成績は,レポートの内容で評価する。
 
評価の割合
レポート:100%
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
事前に参考書,LMSの資料を学習しておくことが望ましい。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
復習に関する指示
LMSの資料を参照。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
教科書・参考書
教科書・参考書補足
教科書は特に指定せず,適宜プリント等を配布する。いくつか参考書を上げておく。本講義で扱う記載岩石学的な内容については,1〜3で,また熱力学の基礎については4でカバーされている。
1) 下鶴大輔・荒牧重雄・井田喜明(編),1995. 火山の事典.朝倉書店
2)榎並正樹, 2013. 岩石学.共立出版
3) Anthony R. Philpotts and Jay J. Ague, 2009. Principles of Igneous and Metamorphic Petrology, Second Edition. Cambridge University Press
4) 内田悦生,2012. 岩石・鉱物のための熱力学.共立出版
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
研究室あるいはメールで質問を受け付ける。
email: sesumin@staff.kanazawa-u.ac.jp
phone: 076-264-6522
Office: Natural Science Bld. 2B314
 
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
レポートは必ず提出すること。授業内容に関係した部分について適宜参考書等を独習しておくことを勧める。授業時間中に不明の点について随時質問できるように予習・復習する姿勢を養うこと。
授業予定,配布プリント,レポートの通知などはホームページ上に最新の情報を掲載するので,逐次参照して確認すること。
http://earth.s.kanazawa-u.ac.jp/~umino/Umino_Main.html
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
岩石学(3年次前期)では火成岩と変成岩の詳しい分類と特徴,及びそれらの形成過程を解析するための基礎を学んだ。地殻化学特論ではそれらの基礎知識に基づいてマグマの多様性の成因とそれを解析する手段について学ぶ。
 
特記事項
原則対面で授業をするが,必要に応じてオンラインで行うことがある。
 

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