タイトル

科目名[英文名] 結晶学A[Crystallography A] 
担当教員[ローマ字表記] 奥寺 浩樹[OKUDERA, Hiroki], 濵田 麻希[HAMADA, Maki], 臼井 洋一[USUI, Yoichi] 
科目ナンバー GEOL3208C  科目ナンバリングとは
時間割番号 44015  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 受講者数の上限は地球惑星科学コース三年次在籍学生人数とし、地球惑星科学コース学生については受講者数を調整しない。尚、他コースの学生で受講を希望する場合には事前に担当教員に相談することが望ましい。  開講学期 Q3 
曜日・時限 水2  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 対面型 鉱物の結晶構造,結晶化学,固体物理 
講義室情報 自然科学本館(総合研究棟Ⅳ) 206講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
結晶化学の基礎,鉱物の分類の基礎、結晶構造と物性の関係性についての理解

 
学修目標(到達目標)
ほとんどの鉱物は結晶状態をとり、基本的には化学的に均質な、特定の性質を持つ物質として出現する。まず、原子の構造、種々の化学結合とそれの代表的な例、その結合様式に起因する物理的性質、とりわけその異方性と、それが原子の基本的性質によるものである事を学ぶ。それによって理想状態からのずれ(鉱物固有な各種事象)について理解できるようになる。


 
授業概要
以下の内容が順を追って教授される。進行は年度ごとに異なるので記載しない。また、授業時間の半分ほどは学生との対話形式で行われる。授業期間中に1度ないし2度のレポート課題が課される。

鉱物学Aで取り扱うトピックは以下の通り

1. 鉱物学とは何か?:理想状態からの逸脱。化学結合の復習と原子間距離についての概観
2. イオン半径:球のパッキングとしての構造表現の復習とポーリングの補正(valence-bond法)
3. ポーリングの規則、オストワルドの段階則
4. 組成と構造の関係:同形、多形、鉱物グループの詳説
5. 構造組成式、固溶体、秩序と無秩序
6. 配列の秩序-無秩序、位置の秩序-無秩序
7. 秩序-無秩序型転移、再構成型転移
 
評価方法と割合
評価方法
3分の2以上の出席を必要とする。及第点は 60 点とする(100点満点時)。及第しなかった場合にはレポートを科し、期限内に提出されたレポートで達成度を再度評価する(CあるいはD評価)。
 
評価の割合
授業には、3分の2以上の出席を必要とする。
学期末試験:100%
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
理工学域では45時間の学修を以て1単位を認定する旨が規程に明記されており、各週の授業内容の設定に於いては各週 4.5 時間の予習と復習が前提とされていることが既に明示的に示されている。
予習内容は各授業後に示す。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
復習に関する指示
授業内容を自力で説明できるほどに理解すること。
但し、授業時間内に上記を達成できた場合にはこの限りではない。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名 ISBN
4000053574C3044
著者名
出版社
出版年
2017
 
教科書・参考書補足
必要に応じて印刷物を配布する。ポータルサイトへのアップロードは予定していない。
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
来室前に電子メールか電話で事前に担当教員の予定を確かめること。オフィス:2B317号室、内線電話番号:6525
 
履修条件
地球学コース以外の学生は余裕がある場合にのみ担当教官が許可する。
 
適正人数
受講者数の上限は地球惑星科学コース三年次在籍学生人数とし、地球惑星科学コース学生については受講者数を調整しない。尚、他コースの学生で受講を希望する場合には事前に担当教員に相談することが望ましい。
 
受講者調整方法
特になし
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
地球学コースの選択必修科目なので、初回冒頭に 15 分程度のガイダンスを実施し、その後すぐに授業を開始する。
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
地球惑星科学コース三年前期開講選択必修科目
 
特記事項
本科目に引き続き鉱物学 B の履修が望まれる。
配布される教材の多くが英語化される。受講者の希望があれば講義を英語で実施することがある。
 

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