タイトル

科目名[英文名] 地球学野外調査法A[Methods for Geological Field Work A] 
担当教員[ローマ字表記] 長谷川 卓[HASEGAWA, Takashi], ジェンキンズ ロバート[JENKINS, Robert G.], 佐川 拓也[SAGAWA, Takuya] 
科目ナンバー GEOL2501D  科目ナンバリングとは
時間割番号 44001  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q1 
曜日・時限 水1〜4  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 地質学,層序学,岩石学,フィールドワーク 対面授業型 
講義室情報 (対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
地球を理解する上での最も根本的な作業は野外調査である.本授業では地学の専門的野外調査方法を習得し,得られた地質情報を一定の規則に従って図面によって視覚化し,3次元的地球表装の姿を把握し,これを第三者に伝える手法の基礎を学ぶ.
 
学修目標(到達目標)
自らの力で地質調査を完結させ,さらに調査後に地質図を作成し,地質調査報告書を作成できる能力を身に着ける.また,岩石学分野では調査後に薄片作成や薄片鑑定を行い,その報告書を作成することができる能力を身につける.

 
授業概要
地質・層位学実習

地質図学の方法について演習を行なった上で,地球学野外調査法Aで取得した野外データを用いた作図をし,地質調査結果をまとめる.情報の伝達方法としての2次元平面図である地質図から3次元立体である実際の地質体の情報を正確に読み出すこと,およびそのために情報を的確に図面化する方法を習得する.





 
評価方法と割合
評価方法
レポート,授業への積極性

 
評価の割合
授業には、3分の2以上の出席を必要とする。

レポート/60%
授業への積極性/40%
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
次回調査のルートの確認,そこに露出しているであろう地層の予測をしておくこと.事前配付資料や調査地域についての論文などを読むこと.
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
復習に関する指示
野外調査のあとは必ずフィールドノートおよびルートマップの清書を行うこと.清書とは,生協などで販売されているピグメントライナーなどのドローイングペンを用いて,フィールドで書いた下書きをなぞったり,フィールドで書き切れなかった情報を追記することである.
その上で,調査したルートで観察された各地層が,どのような層序であるのか,また,水平方向にどのように広がっているかをまとめること.
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
教科書・参考書
教科書・参考書補足
参考書 藤田和夫ほか:新版地質図の書き方と読み方(古今書院)
参考書 羽田忍 (著) 地質図の読み方・書き方(共立出版)
参考書 坂 幸恭 (著) 地質調査と地質図 (朝倉書店)ほか

 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
各教員研究室にて随時対応する.ただし,アカンサスポータルから教員にメールをすること.
 
履修条件
地球社会基盤学類地球惑星科学コースの必修授業であり、他コースの学生は原則として受け付けない。
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
野外調査用具(ハンマー,クリノメーター,ルーペ,野帳等)を地球学事務から野外調査前日に借り出すこと。(詳細はガイダンスにて説明する)

野外での実習では遠距離に移動するためバスなどを利用する.

 
特記事項
特になし

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