タイトル

科目名[英文名] コンパイラB[Compiler B] 
担当教員[ローマ字表記] 中村 正樹, 南保 英孝[NAMBO, Hidetaka] 
科目ナンバー INFO3601A  科目ナンバリングとは
時間割番号 43100  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q2 
曜日・時限 火3  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード ----- 
講義室情報 自然科学本館(総合研究棟Ⅳ) 203講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
コンパイラは,高水準言語のプログラムを機械語プログラムに変換する言語処理系である.まず,高水準言語プログラムを構成する文を字句(単語)単位で解析する.次に,文法にしたがって文の構造を解析する.最後に,構文解析されたプログラムを対象CPUのアーキテクチャで実行可能な機械語プログラムに変換する.この講義では,これらコンパイラの要素技術を学び,簡単なコンパイラであれば自ら作成することが可能な技術を身につける.
プログラムは,プログラミング言語という言語で記述された文書である.コンパイラの理解を通じて,プログラミング言語に限らない自然言語処理にも通じる言語処理一般の基礎が習得できる.また,CPUアーキテクチャに適切な実行方式を学ぶことで,コンピュータの最も基本的なレベルでの効率的なプログラム作成の基礎を習得できる.
 
学修目標(到達目標)
(1) 構文解析に用いられる文法および構文木を理解する.
(2) 機械語プログラムへの変換で用いられるコード生成法を理解する.
 
授業概要
構文解析(2回)・・・構文解析の方法を学ぶ
意味解析(3回)・・・誤り検出や意味解析を学ぶ
コード生成(2回)・・・仮想機械とコード生成を学ぶ
ふりかえり(1回)
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・50% 確認テスト
・50% レポート,ミニテスト
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
授業の学習効果を上げるには予習・復習が重要である.授業内容の予習復習を怠らず,しっかり理解してテスト,レポートにのぞむこと.
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
復習に関する指示
授業の学習効果を上げるには予習・復習が重要である.授業内容の予習復習を怠らず,しっかり理解してテスト,レポートにのぞむこと.
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名 ISBN
978-4-274-22116-3
著者名
中田育男著
出版社
オーム社
出版年
2017
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
授業時間中や授業後に対応するが,電子メール等のメッセージでも受け付ける
 
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
教科書および出版社のウェブサイトに授業で学習するコンパイラのソースコードが掲載されている.授業ではプログラミング演習はしないが,それらを入手して,見て実行しながら授業を受けるとよりよく理解できる.
 
特記事項
特になし

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