タイトル

科目名[英文名] 形式言語論とオートマトンA[Formal Languages and Automata A] 
担当教員[ローマ字表記] 松林 昭[MATSUBAYASHI, Akira] 
科目ナンバー INFO3002A  科目ナンバリングとは
時間割番号 43093  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q3 
曜日・時限 火2  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 形式言語, 正規表現, 有限オートマトン 
講義室情報 自然科学本館(総合研究棟Ⅴ) 109講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
言語の形式的な記述と,そのように記述された言語の認識が本科目の主題である.これらはプログラミング言語やコンパイラの設計,テキスト処理といった言語処理技術の基礎である.本授業では特に,プログラミング言語のトークンの表現と認識を扱う.
 
学修目標(到達目標)
言語の数学的モデルである形式言語について,生成規則(文法)と認識機械(オートマトン)の二つの側面から学ぶ.特に,プログラミング言語のトークンを表現する能力を持つ正規表現と,それらを認識する能力を持つ有限オートマトンについて理解することを目指す.
 
授業概要
1. 準備(2回): 集合,写像,証明
2. 正規表現(2回): 文字列,言語,正規表現
3. 有限オートマトン(4回): 決定性有限オートマトン(DFA),非決定性有限オートマトン(NFA),正規表現のNFAへの変換,NFAのDFAへの変換,DFAの最小化,正規表現とDFAの等価性
4. 期末試験
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
小テスト 40%
期末試験 60%
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
次回の講義内容について配布プリントを読んでくること.
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
復習に関する指示
講義のあった当日に再度配布プリント・ノートにて復習すること.
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
教科書・参考書
参考書
参考書 書名 ISBN
978-4-320-12207-9
著者名
Michael Sipser著 ; 阿部正幸 [ほか] 訳
出版社
共立出版
出版年
2008
参考書 書名 ISBN
4-7819-1026-2
著者名
J. ホップクロフト, R. モトワニ, J. ウルマン共著 ; 野崎昭弘 [ほか] 共訳
出版社
サイエンス社
出版年
2003
参考書 書名 ISBN
4-7819-1027-0
著者名
J. ホップクロフト, R. モトワニ, J. ウルマン共著 ; 野崎昭弘 [ほか] 共訳
出版社
サイエンス社
出版年
2003
 
教科書・参考書補足
配布プリントに沿って進める.
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
電子メールで受け付ける.
 
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
配布プリントは,教科書というよりはノートであり,必ずしもこれだけを読んで学べるようには書かれていない.授業内容と併せて初めて役に立つものであるので,この点を十分意識して授業に臨まれたい.
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
本科目は「形式言語論とオートマトンB」「コンパイラ」の基礎である.
 

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