タイトル

科目名[英文名] 電気エネルギー伝送工学B[Electric Power System Engineering B] 
担当教員[ローマ字表記] 井上 俊雄, 田中 康規[TANAKA, Yasunori] 
科目ナンバー EE**3005A  科目ナンバリングとは
時間割番号 43059  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 70名まで。  開講学期 Q2 
曜日・時限 水4  単位数 1単位 
授業形態 対面と遠隔の併用(対面≧遠隔)  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 【富山大学先端電力システム(北陸電力)共同研究講座 井上 俊雄 先生の講義】 電力系統、系統解析、電力潮流、周波数、電圧・無効電力、再生可能エネルギー発電連系 基本的に対面,状況によってオンライン 
講義室情報 自然科学本館(総合研究棟Ⅴ) 105講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
各地点の発電所で発電される電力は、複数の変圧器・送電線・配電線を経て、数多くの需要家に供給される。これらの電力設備の接続で構成される全体を電力システムと呼び、電力を安定して供給するには、各々の電力設備固有の機能に加え、電力システムの視点からの電気的特性の理解と習熟が欠かせない。そこで本授業では、安定な電力伝送に必要とされる潮流計算や故障計算など、電力システム基礎計算技術の概要について学ぶ。
 
学修目標(到達目標)
・電気エネルギーにおける伝送・授受の概念を電力と電圧の関係から理解できる。
・電気エネルギー伝送における電力特性を理解できる。
・電気エネルギー伝送システムに再生可能エネルギーが与える電気的効果や影響についての知識を得る。
 
授業概要
第1週 有効電力と無効電力の送電特性
第2週 電力ネットワークとY行列
第3週 潮流計算の概要
第4週 潮流計算の解法
第5週 故障計算の概要
第6週 安定度現象の概要
第7週 過渡安定度と等面積法
第8週 期末試験
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
授業には3分の2以上の出席を必要とする。
期末試験(or レポート+期末試験)により達成度を評価する。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
予習:次回の講義内容についてテキスト・資料の当該部を読んでくること。(目安1時間)
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
復習に関する指示
復習:講義のあった当日に再度テキスト・講義資料にて復習すること。(目安1時間)
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名 ISBN
4886862322
著者名
出版社
出版年
2017
 
参考書
参考書 書名 ISBN
4501113006
著者名
出版社
出版年
2017
 
教科書・参考書補足
教科書:「電力系統工学」 長谷川淳(電気学会) ISBN4-88686-232-2
参考書:「電力系統工学」 柳父悟(東京電機大学出版局) ISBN4-501-11300-6
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
電子メールによる質問を受け付ける。
電子メール:inotoshi@eng.u-toyama.ac.jp
 
履修条件
特にない
 
適正人数
70名まで。
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
電力系統を構成する同期機・変圧器・送電線それぞれ固有の機能と数学モデルの概要に関する知識を有することが望ましい。
 
特記事項
特になし

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