科目名[英文名]
電気エネルギー伝送工学A[Electric Power System Engineering A]
担当教員[ローマ字表記]
井上 俊雄,
田中 康規
[
TANAKA, Yasunori
]
科目ナンバー
EE**3004A
科目ナンバリングとは
時間割番号
43058
科目区分
-----
講義形態
-----
開講学域等
理工学域
適正人数
70名まで。
開講学期
Q1
曜日・時限
水4
単位数
1単位
授業形態
対面と遠隔の併用(対面≧遠隔)
60単位上限
対象外
対象学生
-----
キーワード
【富山大学先端電力システム(北陸電力)共同研究講座 井上俊雄先生の講義】 電力系統、系統解析、電力潮流、周波数、電圧・無効電力、再生可能エネルギー発電連系 基本的に対面,状況によってオンライン
講義室情報
自然科学本館(総合研究棟Ⅴ) 105講義室(対面のみ)
開放科目
-----
備考
-----
授業の主題
各地点の発電所で発電される電力は、複数の変圧器・送電線・配電線を経て、数多くの需要家に供給される。これらの電力設備の接続で構成される全体を電力システムと呼び、電力を安定して供給するには、各々の電力設備固有の機能に加え、電力システムの視点からの電気的特性の理解と習熟が欠かせない。そこで本授業では、電力システムの電気的特性の概要と、電力の安定供給のための電力システム技術の概要について学ぶ。
学修目標(到達目標)
・電気エネルギーとエネルギー問題との関係を理解できる
・電気エネルギー伝送システムの全般的な特徴を理解できる。
・電気エネルギー伝送システムの特性を知るための回路モデリングを理解できる。
・電気エネルギー伝送に関する電圧や電力などの諸変数とそれらの特性を理解できる。
授業概要
第1週 電力系統の概要
第2週 周波数制御の必要性と概要
第3週 電圧制御の必要性と概要
第4週 3相交流と実効値
第5週 単相計算とPU定数
第6週 送変電設備のPUモデル
第7週 電力方程式,有効・無効電力送電特性
第8週 期末試験
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
評価の割合
授業には3分の2以上の出席を必要とする。
期末試験(or レポート+期末試験)により達成度を評価する。
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
予習:次回の講義内容についてテキスト当該部を読んでくること。(目安1時間)
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
復習に関する指示
復習:講義のあった当日に再度テキスト・講義資料にて復習すること。(目安1時間)
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
教科書・参考書
教科書
教科書
書名
「電力系統工学」 長谷川淳(電気学会)
ISBN
4886862322
著者名
出版社
出版年
2017
参考書
参考書
書名
「電力系統工学」 柳父悟(東京電機大学出版局)
ISBN
4501113006
著者名
出版社
出版年
2017
教科書・参考書補足
教科書:「電力系統工学」 長谷川淳(電気学会) ISBN4-88686-232-2
参考書:「電力系統工学」 柳父悟(東京電機大学出版局) ISBN4-501-11300-6
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
電子メールによる質問を受け付ける。
電子メール:inotoshi@eng.u-toyama.ac.jp
履修条件
特にない
適正人数
70名まで。
その他履修上の注意事項や学習上の助言
電力系統を構成する同期機・変圧器・送電線それぞれ固有の機能と数学モデルの概要に関する知識を有することが望ましい。
特記事項
特になし
ページの先頭へ