授業の主題
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演算増幅器を用いた種々の電子回路の動作と回路解析を習得する。
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学修目標(到達目標)
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電子回路においては,2個以上のトランジスタを組み合わせて使う回路として, 差動増幅回路が用いられる。差動増幅回路の応用例の一つが,演算増幅器(オペアンプ)と呼ばれるIC化された増幅器である。
本講義では,差動増幅回路と,その応用例として集積回路上に実現されるオペアンプの内部構成とその応用回路について講義する。実用的に回路の動作特性を解析できるようになるため計算機シミュレーションの方法を修得する。
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授業概要
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1. 電子回路と電子デバイス
2. 差動信号の増幅と回路特性
3. 差動増幅回路の応用-演算増幅器(オペアンプ)-
4. 理想演算増幅器(オペアンプ)と特性
5. 演算増幅器の基本特性と基本回路
-反転増幅回路、正転増幅回路
-加算回路、減算回路、積分回路
6. 演算増幅器を用いた回路応用
-スイッチトキャパシタ回路-
-指数・対数変換回路-
7. 演算増幅器の周波数特性と時間応答性
8. 試験
Web classを利用しますので、必ず確認して下さい.
必携パソコンを持参して下さい.
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評価方法と割合
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評価方法
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次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
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評価の割合
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【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・(20)% 小テスト+peer review
・(50)% 試験
・(30)% レポート+peer review
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授業時間外の学修に関する指示
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予習に関する教材
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オンデマンド教材(授業内容の一部)
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復習に関する指示
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電気回路解析が基本なので, 電気回路をしっかり復習すること.
提出される演習問題などを自分で解くこと.
講義を再度復習すること.
レポート課題の提出後に、他の学生のレポート課題に対してpeer-reviewを行い、重ねて復習を行うこと.
LT-Spiceを用いて回路解析を行うこと.
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復習に関する教材
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オンデマンド教材(授業内容の一部)
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教科書・参考書
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教科書
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978-4-06-156563-0
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秋田純一著
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講談社
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2016
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参考書
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9784886862761
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松澤昭 [著]
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電気学会
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2009
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9784320085695
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田中賢一著
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共立出版
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2011
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9784274206337
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岩田聡編著
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オーム社
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2008
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9784274217593
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工藤嗣友 [ほか] 共著
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オーム社
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2015
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9784339045130
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杉山進, 田中克彦, 小西聡共著
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コロナ社
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2014
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9784627705333
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桜庭一郎, 熊耳忠共著
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森北出版
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2018
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9784274216084
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藤井信生著
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オーム社
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2014
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教科書・参考書補足
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日本オープンオンライン教育推進協議会が提供する理工系・情報系基礎講座の「電子回路」を活用します.
アカウントを作成し、受講登録を行って下さい.具体的な内容は、web classに記載します.
4月上旬に開講の予定
https://www.jmooc.jp/ (日本オープンオンライン教育推進協議会)
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オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
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質問は電子メールにてishijima_at_ec.t.kanazawa-u.ac.jp宛に連絡のこと.(_at_は、@に変換)
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履修条件
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その他履修上の注意事項や学習上の助言
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参考書のうち,ISBN:9784274217593, 9784339045130, 9784627705333は,図書館webサイトよりe-bookで利用できます.
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