タイトル

科目名[英文名] 電子回路及び演習A[Electronic Circuit Analysis and Exercise A] 
担当教員[ローマ字表記] 北川 章夫[KITAGAWA, Akio] 
科目ナンバー EE**3100A  科目ナンバリングとは
時間割番号 43046  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q3 
曜日・時限 月4〜5  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード トランジスタ, バイアス, 増幅回路, 発振回路, 電源回路, フィードバック 
講義室情報 自然科学本館(総合研究棟Ⅳ) 205講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
情報化社会を支える現代エレクトロニクスの中心となる技術が、アナログ及びディジタル電子回路技術である。本科目では、単体のダイオードやトランジスタの電流-電圧特性から、システムを構成している要素回路の動作原理と設計方法までを、理論解析と回路シミュレーションにより学ぶ。半導体デバイスの知識を基礎として、ハードウエアとソフトウエアを理解することは、情報処理及び通信システム全体の把握と高度情報化時代の技術動向の理解のために必要不可欠である。
 
学修目標(到達目標)
信号処理回路、信号発生回路、電源回路などに含まれる要素回路の動作原理と特性について、理論解析と回路シミュレーションにより学ぶ。この過程で、増幅回路と受動部品(抵抗、キャパシタ、インダクタ)の機能から、どのように電子回路が構成されるのかを理解する。特に、電子回路及び演習Aでは、回路の性能や信号処理誤差に着目した回路解析について学ぶ。
 
授業概要
1. 電子回路の基礎知識
2. 電子回路シミュレータ
3. 伝達関数とブロックダイアグラム
4. 増幅器の動作モデル
5. インピーダンスバッファ
6. ネガティブフィードバック
7. 発振回路
8. クイズと解答

[アクティブラーニング課題]
毎回の講義で予習課題を出題する。次回の講義で、課題の解説を行う。講義後に課題を完成させ、結果に対する考察を追加し、レポートとして提出すること。
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
S(達成度90%~100%)、A(同80%~90%未満)、B(同70%~80%未満)、C(同60%~70%未満)を合格とし、F(同60%未満)を不合格とする。
 
評価の割合
小テスト 50%
レポート 50%
期末テストは、ノート、印刷した資料、書籍の持ち込み可。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
1. 次回までの課題を出題する
2. 課題の解説を講義中に行う
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
復習に関する指示
1. 課題のレポートを期日までに提出する
2. 配付資料とノートについて復習する
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
教科書・参考書
参考書
参考書 書名 ISBN
9784777519361
著者名
北川章夫
出版社
工学社
出版年
2016
参考書 書名 ISBN
9784061565357
著者名
松澤昭
出版社
講談社
出版年
2015
参考書 書名 ISBN
9781118065587
著者名
Roland E. Thomas, Albert J. Rosa, and Gregory J. Toussaint
出版社
Wiley
出版年
2011
 
教科書・参考書補足
[配付資料URL]
http://jaco.ec.t.kanazawa-u.ac.jp/edu/
[参考書]
北川章夫, LTspice電子回路シミュレータ, 工学社, 2016, ISBN 978-4-7775-1936-1
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
[オフィスアワー] 講義日の16:30-18:00, 2B713号室
[質問用電子メール] kitagawa@merl.jp
 
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
[ノートPC] 回路シミュレーションにより電子回路の動作や特性を確認しながら講義を進めるため、ノートPCが必要。講義室に電源コンセントが用意されていないため、予め充電しておくこと。
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
[必修] 電気回路及び演習A, B
[推奨] 論理回路A, B
 

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