タイトル

科目名[英文名] ディジタル通信A[Digital Communication A] 
担当教員[ローマ字表記] 笠原 禎也[KASAHARA, Yoshiya] 
科目ナンバー EE**2306A  科目ナンバリングとは
時間割番号 43031  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q3 
曜日・時限 金2  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード ベースバンド伝送、ディジタル変復調、ナイキストの基準、符号誤り率  
講義室情報 自然科学本館(総合研究棟Ⅳ) 205講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
ディジタル通信の基本的な原理を学ぶ。
 
学修目標(到達目標)
ディジタル通信の基本的な原理を学ぶことが本授業の最終目標である。
ディジタル通信の理論的背景となる波形伝送・符号化に関する知識を得た後に,基本的なディジタル伝送方式とその特徴を学ぶ。また,ディジタル通信におけるビット誤り率と雑音の関係を習得する。
 
授業概要
1.電気通信システムの基礎、アナログ通信とディジタル通信(1回)
2.フーリエ変換・標本化定理(1回)・・・情報通信の基礎となるフーリエ変換と,標本化定理について理解する。
3.確率過程(1回)・・・確率分布関数,確率密度関数の概念を学ぶ。
4.情報源のディジタル符号化・復号化(1回)・・・パルス符号変調(PCM)でデータ伝送を行うための標本化・量子化・符号化の原理を学ぶ
5.ベースバンド伝送(1回) ・・・ベースバンド伝送系の基本モデルと伝送路雑音, 受信信号誤りの要因, ビット誤り率と雑音の関係について学ぶ。
6.ディジタル変復調方式(1.5回)・・・ASK,PSK,FSKの変調原理を理解し, 各方式における平均符号誤り率の導出法を学ぶ。
7.ディジタル変復調方式における誤り率と雑音の関係(1回)
8.最終試験(0.5回)

講義の中で小テストやレポート課題を実施するので,授業時間外で十分な復習を行うことが求められる。
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
最終試験 70%, レポートまたは小テスト 30%
授業内での小テスト、課題レポート、最終試験の結果を総合して評価する。
ただし, 出席状況・レポート提出率のいずれかが70%以下の場合は評価対象外(不合格)とする。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
★2.オンデマンド教材(授業内容の一部)
次回の講義内容についてテキストやオンデマンド教材で予習を行ってくること。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
復習に関する指示
★2.オンデマンド教材(授業内容の一部)
講義のあった当日に再度テキストやオンデマンド教材で復習し、出題されたレポートは〆切厳守で提出すること。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名 ISBN
4901683845
著者名
鈴木博著
出版社
数理工学社
出版年
2012
 
参考書
参考書 書名 ISBN
4563014559
著者名
情報理論とその応用学会編
出版社
培風館
出版年
2006
参考書 書名 ISBN
4274130843
著者名
武部幹, 田中公男, 橋本秀雄共著
出版社
オーム社
出版年
1997
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
講義の補足資料やレポートの模範解答はアカンサスポータルに掲載する。
質問はアカンサスポータルのメッセージまたは電子メールkasahara@staff.kanazawa-u.ac.jpで受け付ける。
 
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
予習:次回の講義内容についてテキストやオンデマンド教材で予習を行ってくること。
復習:講義のあった当日に再度テキストやオンデマンド教材で復習し、出題されたレポートは〆切厳守で提出すること。
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
ディジタル通信技術の理解を深める上で、フーリエ解析および演習、情報理論、情報通信方式と系統立てて学習することが望まれる。
 

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