タイトル

科目名[英文名] 情報通信方式B[Communication Systems B] 
担当教員[ローマ字表記] 尾﨑 光紀[OZAKI, Mitsunori] 
科目ナンバー EE**2303A  科目ナンバリングとは
時間割番号 43022  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q2 
曜日・時限 月2  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード ----- 
講義室情報 自然科学大講義棟(総合研究棟Ⅵ) レクチャーホール(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
アナログ変復調による通信の原理および雑音特性を理解することを主題とする。
 
学修目標(到達目標)
効率よく信号を伝送するための通信の基本原理として変調がある。変調にはアナログ変調とデジタル変調があるが,ここでは主にアナログ変調について取り上げ,その各種変調方式について学習する。 目的に応じた通信方式を設計,開発できる基礎能力を身につけるために,以下を学修目標とする。
1.信号と雑音の取り扱いを習得し,各種変調方式の雑音特性が理解できること。
2.多重通信方式の原理を理解できること。
 
授業概要
1.振幅変調と角度変調の相違点について理解する。
2.ランダムな信号を取り扱うには信号の確率密度関数と確率密度分布が重要である。これらの概念について学び,信号のエネルギー・白色雑音などの取り扱い方を習得する。
3.振幅変調方式の雑音特性を学ぶ。
4.角度変調方式の雑音特性を学ぶ。
5.パルス変調:時間領域における通信の基本原理である標本化定理の概念を理解し,パルス振幅変調,パルス幅/位置変調、時分割通信について学ぶ。
6.パルス符号変調とデジタル通信:パルス符号変調方式における基本的操作である量子化と符号化について学び,パルス符号変調方式による送受信システムを理解する。
7, 8.多重通信と情報通信システム応用例:多重通信の原理と情報通信システムへ応用例を理解する。
講義は英語で25%程度を実施します。
 
評価方法と割合
評価方法
講義中の活動度,レポート,試験の結果を総合して評価する。ただし,レポート提出率が70%以下の場合は評価対象外(不合格)とする。
 
評価の割合
試験: 60%
講義中の活動度,レポート: 40%
演習レポートの提出が70%以上の学生のみ,試験の受験資格を認める。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
★2.オンデマンド教材(授業内容の一部)
次回の講義内容についてLMS上にある関連する資料を読んでくること。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
復習に関する指示
★2.オンデマンド教材(授業内容の一部)
講義内容について LMS上のレポート課題回答例と講義ノートより復習すること。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名 ISBN
4274213110
著者名
植松友彦, 松本隆太郎著
出版社
オーム社
出版年
2012
 
参考書
参考書 書名 ISBN
4274214737
著者名
守倉正博編著
出版社
オーム社
出版年
2013
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
演習回答例はアカンサスポータルに掲載する。
また質問はアカンサスポータルのメッセージから受け付ける。
 
履修条件
特になし
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
講義で学習した内容に関する演習問題を配布する。
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
通信技術は回路理論,信号とシステム,確率情報システム等の理解の上に成り立つ。
 

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