授業の主題
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プログラムの概念と基本的なプログラミングの知識を身につける。
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学修目標(到達目標)
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計算機で問題を解くにはプログラミング(プログラム作り)が必須である。本講義は,計算機を用いた問題解決手順の設計とその具体化(プログラミング)について理解し,プログラム言語が備える基本機能の体系的な習得と,信頼性が高く,読みやすいプログラムの書き方を学ぶことを目的とする。プログラミング作法の概念的な理解にとどまらず,実践的なプログラミング技術の習得を目指し,C言語を用いた簡単なプログラミングの実習を併用し,プログラム設計の基礎的な考え方と作成技術を身に付ける。
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授業概要
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1.プログラミングとは(1回)
計算機のしくみ,処理の流れ図の作成法など,計算機に計算・処理を行なわせるための基本事項を学ぶ。また処理内容に応じたプログラミング言語の違いについて学ぶ。
2.プログラムの作成と実行(2回)
プログラムの作成からコンパイル,実行までの流れを簡単なプログラム例を用いて学ぶ。
3.処理の流れの制御(2回)
順次構造,条件分岐構造,繰り返し構造を理解し,処理の流れの制御法を学ぶ。
4.プログラムの設計法(1回)
プログラムのバグ(文法誤り,アルゴリズムの誤りなど)の見つけ方とデバッグの方法,信頼性が高く読みやすいプログラミング作法について学ぶ。
5.データの型・数の精度(2回)
代表的なデータ型(整数型,浮動小数点型,文字型)の特徴と,オーバーフロー,数の精度などの関係を理解し,用途に応じたデータの型の使い分けについて学ぶ。
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評価方法と割合
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評価方法
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次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
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評価の割合
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【レポート 100%】
課題レポートにより評価する。ただし,出席・レポート提出率のいずれかが75%以下の場合は評価対象外(不合格)とする。
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授業時間外の学修に関する指示
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予習に関する指示
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★2.オンデマンド教材(授業内容の一部)
次回の講義内容についてテキスト当該部およびオンデマンド教材を読んでくること。
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予習に関する教材
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オンデマンド教材(授業内容の一部)
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復習に関する指示
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★2.オンデマンド教材(授業内容の一部)
講義のあとでテキストやオンデマンド教材に示された練習用プログラムを作成して復習し、出題されたレポートは〆切厳守で提出すること。
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復習に関する教材
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オンデマンド教材(授業内容の一部)
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教科書・参考書
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教科書
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9784781913599
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皆本晃弥著
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サイエンス社
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2015
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参考書
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4797325615
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林晴比古著
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ソフトバンクパブリッシング
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2003
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4627843119
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福田良之介著
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森北出版
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2000
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オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
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講義の補足資料や演習の解答例はアカンサスポータルに掲載する。
質問はアカンサスポータルのメッセージまたは電子メールkasahara@staff.kanazawa-u.ac.jp、imachi@staff.kanazawa-u.ac.jpで受け付ける。
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履修条件
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電子情報通信学類の計算機実習室で講義を行う。ただし1週目はオンデマンド教材による遠隔講義で実施する。
計算機実習室の収容人数の関係上、原則として他学類学生の履修は認めない(履修登録の前に必ず担当教員の許可を得ていることを要件とする)。
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その他履修上の注意事項や学習上の助言
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講義はWS実習室でのプログラミング演習を併用して進める。
予習:次回の講義内容についてテキスト当該部を読んでくること。
復習:講義のあとで練習用プログラムを作成して復習し、出題されたレポートは〆切厳守で提出すること。
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カリキュラムの中の位置づけ
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関連科目として,プログラミング演習,アルゴリズム論,数値シミュレーションがある。
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