タイトル

科目名[英文名] 数値解析B[Numerical Analysis B] 
担当教員[ローマ字表記] 橋本 伊都子[HASHIMOTO, Itsuko] 
科目ナンバー MATH2506A  科目ナンバリングとは
時間割番号 42104  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q4 
曜日・時限 金1  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 「対面授業型」 近似計算,アルゴリズム,誤差  
講義室情報 自然科学大講義棟(総合研究棟Ⅵ) AV講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
数値計算法に関する基礎的事項を学ぶ.

 
学修目標(到達目標)
真の解を求めることができないような方程式に対して,実用的には近似解を求めれば十分なことが多い.
コンピュータの発達により,この近似解を十分な精度で求めることが出来るようになった.
この講義では,基本的な計算法とともに計算効率について学ぶ.

 
授業概要
1. 常微分方程式:オイラー法について学ぶ
2. 常微分方程式:ルンゲ・クッタ法について学ぶ
3. 常微分方程式:2階線形微分方程式について学ぶ
4. 補間法:ラグランジュ補間について学ぶ
5. 補間法:ニュートン補間について学ぶ
6. 最小2乗近似:関数の近似について学ぶ
7. 数値積分:台形公式,シンプソンの公式について学ぶ
8. まとめと試験


各授業の後半に授業内容に関する演習を行う.次の授業の最初に演習問題を解説する.

 
講義スケジュール
講義回テーマ具体的な内容担当教員
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評価方法と割合
評価方法
レポートの合計点が6割以上を合格とする。

 
評価の割合
レポート20% 試験 80%
 
ルーブリック
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
SABCD
演習課題全課題の正答率9割以上全課題の正答8割以上全課題の正答率7割以上全課題の正答率6割以上全課題の正答率6割未満
常微分方程式の理解オイラー法、ルンゲクッタ法を用いて微分方程式を解くことが出来る。近似の度合いを理解し、それを証明することができる。オイラー法、ルンゲクッタ法を用いて微分方程式を解くことが出来る。近似の度合いを理解している。オイラー法、ルンゲクッタ法を用いて微分方程式を解くことが出来る。オイラー法を用いて微分方程式を解くことが出来る。オイラー法を理解できない。
補間法についての理解補間多項式の意味を理解し、補間多項式の導出と一意性について証明出来る。最小二乗近似直線と最小二乗式を導出出来る。補間多項式の意味を理解し、補間多項式の導出出来る。最小二乗近似直線と最小二乗2次式を導出出来る。補間多項式の意味を理解し、最小二乗近似直線を求めることが出来る。最小二乗近似直線を求めることが出来る。最小二乗近似直線を求めることが出来ない。
数値積分についての理解複合台形公式やシンプソンの公式を導出し、それらを用いて数値積分出来る。複合台形公式やシンプソンの公式を用いて数値積分出来る。複合台形公式を用いて数値積分出来る。区分求積法を理解し、台形公式の重要性を知っている。積分における台形公式適用の意味が理解できない。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
予習することを勧める。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
復習に関する指示
1年次の微分積分学を復習してください。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
教科書・参考書
特になし
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
質問は、講義中または研究室 3B514 を訪れてもらうか、e-mail でも受け付けるが、アポイントが必要なときもある。
 
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
基本的には対面で行います。

授業以外に講義30回分の学外学習(予習・復習)が必要である.レポートや演習で出来なかった問題は、良く復習し理解してください.関連図書の演習問題も解いてみること.

 
特記事項
特になし

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