タイトル

科目名[英文名] 数値解析A[Numerical Analysis A] 
担当教員[ローマ字表記] 橋本 伊都子[HASHIMOTO, Itsuko] 
科目ナンバー MATH2505A  科目ナンバリングとは
時間割番号 42103  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q3 
曜日・時限 金1  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 「対面授業型」 近似計算,アルゴリズム,誤差  
講義室情報 自然科学大講義棟(総合研究棟Ⅵ) AV講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
数値計算法に関する基礎的事項を学ぶ.

 
学修目標(到達目標)
真の解を求めることができないような方程式に対して,実用的には近似解を求めれば十分なことが多い.コンピュータの発達により,この近似解を十分な精度で求めることが出来るようになった.
この講義では,基本的な計算法とともに計算効率について理解する.

 
授業概要
1. 表記法と誤差:浮動小数点,丸め誤差について学ぶ
2. 非線型方程式:2等分法について学ぶ
3. 非線型方程式:ニュートン法について学ぶ
4. 連立一次方程式:ガウスの消去法について学ぶ
5. 連立一次方程式:行列式について学ぶ
6. 連立一次方程式:ガウス・ザイデル法1について学ぶ
7. 連立一次方程式:ガウス・ザイデル法2について学ぶ
8. まとめと試験


各授業の後半に授業内容に関する演習を行う.次の授業の最初に演習問題を解説する.

 
講義スケジュール
講義回テーマ具体的な内容担当教員
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評価方法と割合
評価方法
合計点が6割以上を合格とする。

 
評価の割合
レポート20% 試験80%
 
ルーブリック
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
SABCD
演習課題全課題の正答率9割以上全課題の正答率8割以上全課題の正答率7割以上全課題の正答率6割以上全課題の正答率6割未満
計算機の数字の理解単精度表示が完全に理解出来る。正規化することができる。2進数表示と10進数表示が自由にできる。2進数表示と10進数表示の変換のどちらかが出来る。2進数が理解できない。
非線形方程式の解法アルゴリズムを理解し、近似解を求めることが出来る。誤差の意味を理解しており初期値の取り扱いを理解している。アルゴリズムを理解し、近似解を求めることが出来る。初期値の取り方を理解している。アルゴリズムを理解し、近似解を求めることが出来る。アルゴリズムを理解している。アルゴリズムが理解できない。
連立一次方程式の解法ガウス消去法を理解している。逆行列を求めることが出来る。ガウスザイデル法で連立方程式を解ける。収束条件を理解している。ガウス消去法を理解している。ガウスザイデル法で連立方程式を解ける。ガウス消去法を理解し、ピボットの重要性を理解している。ガウス消去法を理解しているガウス消去法が理解できない。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
予習することを勧める。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
復習に関する指示
1年次の微分積分学を復習してください。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
教科書・参考書
特になし
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
質問は、講義中または研究室 3B514 を訪れてもらうか、e-mail でも受け付けるが、アポイントが必要なときもある。
 
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
対面で行います。

授業以外に講義30回分の学外学習(予習・復習)が必要である.レポートや演習で出来なかった問題は、良く復習し理解してください.関連図書の演習問題も解いてみること.

 
特記事項
特になし

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