科目名[英文名]
計算機プログラミング演習[Exercise in Computer Programming]
担当教員[ローマ字表記]
河野 孝昭
[
KONO,Takaaki
],
小松 信義
[
KOMATSU, Nobuyoshi
]
科目ナンバー
INFO2611B
科目ナンバリングとは
時間割番号
41002
科目区分
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講義形態
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開講学域等
理工学域
適正人数
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開講学期
Q1,Q2
曜日・時限
水1
単位数
1単位
授業形態
対面のみ
60単位上限
対象外
対象学生
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キーワード
C言語,プログラミング,UNIX(LINUX)
講義室情報
自然科学大講義棟(総合研究棟Ⅵ) 大講義室A(対面のみ)
開放科目
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備考
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授業の主題
プログラミングの基礎についてC言語を用いて演習する。
学修目標(到達目標)
計算機を利用し,C言語による各種問題解決のためのプログラミングの基礎的概念について学習し,数値計算プログラムなどの作成・実行の演習を行う。
授業概要
教科書に基づき、講義スケジュールに沿って進める。各授業では、30分程度の説明の後に、各自が持参したノートパソコン上で、演習課題に取り組む。また、毎回、宿題が出題される。授業は、Linux上のC言語を基本として行うが、演習課題や宿題は、Linux以外のOSにインストールされたC言語を用いても構わない。ただし、ファイルの出力を出来るようにしておかないと、提出できない演習課題や宿題がある。期末試験は、ペーパーテスト形式で行い、教科書の持ち込みを可とする。
講義スケジュール
講義回
テーマ
具体的な内容
担当教員
1
ワークステーション・端末の操作、プログラムの基本形
コンピュータ端末のウィンドウ操作とUNIX(LINUX)のコマンドの利用方法を習得する。さらに、C言語プログラムの基本形の習得する。
2
変数、画面への表示
数値や文字を格納する「変数」の使い方を習得する。さらに、文字列や変数の値を画面表示する方法を習得する。
3
簡単な計算
プログラムで足し算や引き算、掛け算、割り算などの計算を行う方法を習得する。
4
キーボードからの読み込み
プログラムを実行している途中で、キーボードから打ち込んだ「データ」を変数の値として格納する方法を習得する。
5
処理の流れ
分岐処理(if文、switch文)と繰り返し処理(for文、while文)の使い方を習得する。
6
配列
数値を扱う場合の「配列」の使用方法を習得する。
7
文字配列
文字配列を使って文字列を表す方法を習得する。
8
ポインタ
変数の場所を格納する変数である「ポインタ」の基本的な使用方法を習得する。
9
関数
ひとまとまりの処理を別のプログラムにした「関数」の作成方法を習得する。
10
構造体
複数の異なるデータ型の値でもひとまとまりにできる「構造体」の基本的な使用方法を習得する。
11
ファイルの処理
プログラムとファイルの間でデータをやり取りする方法を習得する。
12
標準関数
C言語に用意されている「標準関数」の使用方法を習得する。
13
標準関数、名前の有効範囲と変数の生存期間
C言語に用意されている「標準関数」の使用方法を習得する。さらに、プログラムで宣言した名前の有効である範囲と、変数や配列の生存期間を学習する。
14
前処理、多次元配列
コンパイルをするに先立ってプログラムの書き換えを行う「前処理」について学習する。さらに、多次元の配列の使い方を習得する。
15
期末試験
16
期末試験の解説
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
評価の割合
レポート,演習課題(および宿題)により総合判断して,100点満点で60%以上を合格。
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
予習:教科書に目を通してだいたいの内容を理解してくること。
予習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
復習に関する指示
復習:演習のプリントの間違った問題はもう一度見直すこと。
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
教科書・参考書
教科書
教科書
書名
初級C言語 : やさしいC
ISBN
4407320893
著者名
後藤良和, 高田大二, 佐久間修一著
出版社
実教出版
出版年
2010
教科書・参考書補足
教科書:「初級C言語:やさしいC」(実教出版)
参考書:「Linuxハンドブック」(ナツメ社)
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
オフィスアワー:
火曜17時〜18時
t-kono@se.kanazawa-u.ac.jp
履修条件
第1回目の授業の開始前までに、ノートパソコン上でC言語を使用できる環境を構築しておくこと。Windows上にLinuxをインストールする方法はLMSにアップロードしてある。インストールが上手くできない人には、第1回目の授業中に相談に乗る。
その他履修上の注意事項や学習上の助言
・プログラミングは慣れである。例題や演習問題をたくさんこなしてプログラミングを習得すること。
・専門用語が頻繁に出てくるので分からない場合は積極的に教員およびT.A.に質問すること。
・時間外の質問は教員宛のメールで受け付ける。
・学内コンピュータおよびネットワークを利用するにあたり不正利用やマナー違反があった場合はユーザIDの使用を禁止する場合があることに注意。
特記事項
特になし
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