タイトル

科目名[英文名] バイオ工学基礎実験B[Basic Experiments in Bioengineering B] 
担当教員[ローマ字表記] 西内 巧[NISHIUCHI, Takumi], 西山 智明[NISHIYAMA, Tomoaki] 
科目ナンバー BIOE3502C  科目ナンバリングとは
時間割番号 25054  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q4 
曜日・時限 火3〜4  単位数 1単位 
授業形態 対面と遠隔の併用(対面≧遠隔)  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード ----- 
講義室情報 (対面と遠隔(オンデマンドと双方向)の併用) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
・遺伝子の塩基配列の解析法について学ぶ
・遺伝子発現の解析法について学ぶ
 
学修目標(到達目標)
・生物の遺伝子は通常デオキシリボ核酸(DNA)からなっており、その情報はリボ核酸(RNA)に転写される。本実験では、植物試料から全核酸を抽出し電気泳動を行いDNAとRNAの違いを知る。色素体上にコードされるrbcL遺伝子は、多くの植物で配列が決定され、matKとともに陸上植物用のバーコード領域に選ばれている。本実験では、rbcLの遺伝子配列を決定し、データベースに登録されている配列と比較解析する方法を習得する。

・植物は、多様な環境変化に対して、遺伝子発現を中心とした順応機構を有している。環境ストレスに迅速な発現応答を示す転写因子やシグナル伝達に関わる遺伝子について、リアルタイムPCRによる発現解析を行う。本実験では、発現解析のためのプライマーのデザイン、試料からのRNA抽出、cDNA合成、SYBR Green法によるRT-qPCRを行い、目的遺伝子の定量的な発現解析法を習得する。
 
授業概要
1 植物試料からの全核酸抽出・アガロース電気泳動・色素体上の遺伝子のPCR増幅
2 PCR産物の精製・紫外吸光分析による定量
3 シークエンス反応産物の精製・DNA/RNAの区別
4 決定した塩基配列の解析
5 植物のストレス処理とサンプリング
6 植物試料からのRNA抽出
7 cDNA合成とRT-PCR
8 SYBR Green法によるリアルタイムPCRを用いた定量的な発現解析
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・70% レポート
・30% 実習への取り組み方
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
実習テキストに予め目を通すこと。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
復習に関する指示
配布資料(プロトコルを含む)について復習すること。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
教科書・参考書
特になし
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
質問には授業の前後あるいはメールで対応します。
西内:tnish9@staff.kanazawa-u.ac.jp
西山:tomoakin@staff.kanazawa-u.ac.jp
 
履修条件
特になし
 
特記事項
特になし

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