タイトル

科目名[英文名] 生態学実験[Ecology Lab] 
担当教員[ローマ字表記] 大河原 恭祐[OKAWARA, Kyosuke], 都野 展子[TSUNO, Nobuko] 
科目ナンバー BIOL3115C  科目ナンバリングとは
時間割番号 25040  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q3 
曜日・時限 月3,月5,水3〜5,金3〜5  単位数 1単位 
授業形態 対面と遠隔の併用(対面≧遠隔)  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 生態,動物,野外調査,観察,行動  
講義室情報 (対面と遠隔(オンデマンドと双方向)の併用) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
自然界における動物の生態を野外で観察と実験によって実際に調べ、その仕組みを把握、理解し、動物類の生態学的現象の発達と進化について学ぶ。
 
学修目標(到達目標)
主に森林環境における動物の生活史や行動、個体群の動態、種間の相互関係などの現象を様々な観察、実験手法で詳しく調べ、その仕組みを理解、特に実感することによって科学としての生態学への関心を高め、その意義についての理解を深める。
 
授業概要
内容はその年の天候や野外の状況によって変るが、主に大学近辺の森林を中心に昆虫類や鳥類、哺乳類を調査対象とした実習を行う。また場合によっては市外などの遠方で実施することもある。昆虫類を対象とした場合は捕獲トラップを用いた採集調査や飼育による行動観察によって、ある種の個体群動態や社会関係についての実習を行う。また鳥類や哺乳類を対象とした場合は主に野外センサスや操作実験によって、生物間相互作用、特に共生関係の観察についての実習を行う。実習期間の前半と後半で異なる内容を実施する場合もある。またレポート作成にあたってのデータ整理や解析、文献情報の検索は実験期間外に個人で行う

 
講義スケジュール
講義回テーマ具体的な内容担当教員
1   
2   
3   
4   
5   
6   
7   
8   
9   
10   
 

評価方法と割合
評価方法
評価には2/3の出席を必要とする。評価はレポート内容から以下のように行う。
S、到達度90〜100%;A、到達度80〜90%未満;B、到達度70〜80%未満;C、到達度60〜70%未満;D、到達度60%未満。SからCを合格とし、Dは不合格。
 
評価の割合
レポート:100%
2/3以上の出席を必要とする
 
ルーブリック
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
SA B CF
知識 群集生態学・行動生態学について理解し、適切に文章表現できる(レポート点:90点以上)群集生態学・行動生態学について理解し、おおよそ文章表現できる(レポート点:89-70点以上)群集生態学・行動生態学について完全ではないが理解し、文章表現できる(レポート点:69-60点以上)群集生態学・行動生態学について主要な概念は理解しており、文章表現できる(レポート点:59-50点以上)群集生態学・行動生態学について部分的に理解し、文章表現できていない(レポート点:49点以下)
実践 実験内容についての実務的作業を全日程で行い、技術を身につける(出席率99%)実験内容についての実務的作業をほぼ全日程で行い、技術を身につける(出席率90%以上)実験内容についての実務的作業を日程の80%以上で行い、技術を身につける(出席80%以上)実験内容についての実務的作業を日程の50%以上で行い、技術を身につける(出席50%以上)実験内容についての実務的作業を日程の49%以下でしか行っていない(出席49%以下)
考察力 実験結果・資料の内容を理解し、適切な解釈を導き出すことができる(レポート点:90点以上)実験結果・資料の内容を概ね理解し、適切な解釈を導き出すことができる(レポート点:89-70点以上)実験結果・資料の内容を部分的に理解し、解釈を導き出すことができる(レポート点:69-60点以上)実験結果・資料の内容を部分的に理解しているが、解釈が適当ではない(レポート点:59-50点以上)実験結果・資料の内容の理解が不十分で、解釈が適当ではない(レポート点:49点以下)
表現力実験結果・資料の内容を適切な図表・解析手法を用いて表現できる(レポート点:90点以上)実験結果・資料の内容を概ね適切な図表・解析手法を用いて表現できる(レポート点:89-70点以上)実験結果・資料の内容を図表・解析手法を用いて部分的には表現できる(レポート点:69-60点以上)実験結果・資料の内容を図表・解析手法を用いて最低限の情報を表現できる(レポート点:59-50点以上)実験結果・資料の内容を図表・解析手法を用いて示していない(レポート点:49点以下)
      
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
参考書を事前に熟読しておくことを勧める
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
復習に関する指示
参考書・講義資料を参考にレポート作成に対して各自復習を行うこと
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
教科書・参考書
教科書・参考書補足
参考書
Ecology (C. H. Krebs) Harper Collins
生態学入門(日本生態学会編)東京化学同人(Japanese)
生物統計学(石居進)(Japanese)
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
質問等は下記の担当教官まで連絡してください。
大河原恭祐
部屋:1B217号室
電話番号内線:6213
メール:kyohsuke@staff.kanazawa-u.ac.jp

If you have some questions, please contact me.
Asso.Prof.Kyohsuke Ohkawara
Room: 1B217
Tel.: 6213
Mail: kyohsuke@staff.kanazawa-u.ac.jp
 
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
基本的に野外で行う調査実験が多いため、野外で活動しやすい服や靴を用意しておくことが望ましい。また雨天によっては調査日程を変更することがあります。
 
特記事項
特になし

ページの先頭へ