授業の主題
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この授業では、個人の健康に直接関係する生理学的、環境的、社会的要因に関する最新の知識を共有することで、最終的に生物学的な恒常性や変化の面から生理学を十分に理解することが目標である。具体的には、体はどのような組織・器官からできているかから始まり、外部環境が変わっても内部環境は一定であること、体の中では消化器系・循環器系・呼吸器系・免疫系・内分泌系・感覚器系が巧妙な仕組みで機能していることを英語で解説する。
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学修目標(到達目標)
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この授業の目標は、人体の構造と機能の基本的かつ最新の知識を共有し、理解してもらうことである。そこで、本授業では人体における分子メカニズムを様々な画像を通じ英語で解説する。生理学の楽しさは、種々の細胞、組織、および器官の各々の機能が人体に組み込まれ機能的に完全体となっている様子を理解できることにあり、それらの機構の解明に現在の分子生物学・生物物理学がどのようにアプローチし,どのような成果が得られているかについても触れる.また英語版教科書を用いることで科学英語も同時に習得する。
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授業概要
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本授業は、Campbell-Biologyを教科書とし、人体の恒常性機能の有効性と美しさと共に病気における異常を学習してゆくものである。授業ではまた、最新のトピックスを最先端のデータを織り交ぜ解説し、人体における統合された内分泌、消化、循環、免疫、尿、感覚、および運動のシステムを学ぶことで、生理学の中心的な概念(=恒常性)の理解とアクティブ・ラーニングの手法を強化する。筆記試験の受験には3分の2以上の出席が必要。
This course aims to emphasize the effectiveness and beauty of the body’s homeostasis mechanisms as well as to present their abnormal functions in disease. This course also stoves to enhance student appreciation of the core concept (homeostasis) in Physiology, making connection and integrating hormones, endocrine, digestive, circulatory, immune, urinary, sensory and moving systems in our body. Throughout the class, new state-of-the-art images and materials on current and compelling topics will engage students and encourage them to make connections and presentation beyond the text (Campbell-Biology). The instructor will take active learning approach with interactive materials, such as videos, animations, and illustrations.
1)Circulation and Gas Exchange (1)循環系と呼吸器系(1)
2)Circulation and Gas Exchange (2)循環系と呼吸器系(2)
3)The Immune System (1) 免疫系(1)
4)The Immune System (2) 免疫系 (2)
5)Osmoregulation and Excretion (1) 泌尿器系 (1)
6)Osmoregulation and Excretion (2) 泌尿器系 (2)
7)Sensory and Motor Mechanisms 感覚器系と運動系(1)
8)Q4 学期末の筆記試験
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講義スケジュール
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講義回 | テーマ | 具体的な内容 | 担当教員 |
1 | 循環系と呼吸器系(1)
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2 | 循環系と呼吸器系(2)
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3 | 免疫系(1)
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4 | 免疫系 (2)
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5 | 泌尿器系 (1)
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6 | 泌尿器系 (2)
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7 | 感覚器系と運動系(1) | | |
8 | Q4 学期末の筆記試験
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評価方法と割合
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評価方法
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次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
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評価の割合
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小テスト 20%
学期末試験 Q4 80%
レポート/Report --
出席状況/Attendance rate --
演習の発表点/Presentation point at seminar 10
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授業時間外の学修に関する指示
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予習に関する指示
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生徒は授業の前にテキストやPPTノートを読むことを期待されます
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予習に関する教材
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オンデマンド教材(授業内容の一部)
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復習に関する指示
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授業後、テキストやPPTノートを勉強することが期待されます。
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復習に関する教材
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オンデマンド教材(授業内容の一部)
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教科書・参考書
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教科書・参考書補足
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テキストNeil A. Campbell, Jane B. Reece, et al., Biology: a global approach 10th Ed. (International Edition), Pearson Education, US.
参考書
ギャノング生理学(原書23版) 岡田泰伸他共訳 丸善出版
Guyton and Hall: Textbook of medical physiology (12th edition), Saunders Elsevier.
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オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
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質問は随時可。
Feel free to ask any questions about Physiology.
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履修条件
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筆記試験の受験には3分の2以上の出席が必要。
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その他履修上の注意事項や学習上の助言
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金沢大では,授業1コマあたり3時間の学習時間を仮定しています。授業の前と後にテキストを読んだり,復習をするなど,少なくとも1.5時間の自主学習をして下さい。テキストの章末にある小問をすると,授業の主題についての理解が進むと思う。
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