タイトル

科目名[英文名] 岩石学実験A[Petrological Experiments A] 
担当教員[ローマ字表記] 水上 知行[MIZUKAMI, Tomoyuki], 森下 知晃[MORISHITA, Tomoaki] 
科目ナンバー GEOL2707C  科目ナンバリングとは
時間割番号 24018  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q3 
曜日・時限 月2〜3  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 鉱物、岩石、肉眼鑑定、火山地質 対面授業型 
講義室情報 自然科学2号館(総合研究棟Ⅱ) 自然システム地球学実験室1(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
岩石や鉱物は地球の重要な構成要素である。実感を伴った地球観を持ち、その活用方法を考案できる素養を身に付けるためには、岩石についての直接的な経験が必要である。自然の実態を理解する上で、「観察」は最も簡単な方法であり、どんな分析よりも豊かな情報を与えてくれる。本実験の実習を通じて、基本的な岩石と造岩鉱物に実際に触れ、その特徴と性質を読み取りながら、岩石の観察のための技術の初歩を学ぶ。
 
学修目標(到達目標)
岩石を判別する能力と実際的な知識は、地球惑星科学、環境科学といった基礎科学分野だけでなく、資源探査、エネルギー開発、防災、土木などの応用分野においても必要とされる。本実験の目標は、岩石や鉱物が地質の中でどのように存在しているかを知り、基本的な岩石および造岩鉱物について特徴を知って、判別できるようになることである。天然の物質から情報を読み取る観察方法と鑑定方法を身に付け、野外調査と試料解析を行なうための基礎を構築する。
 
授業概要
岩石の様々な性質を知る
鉱物の肉眼観察:造岩鉱物の多様な外観を知る
岩石の肉眼観察:多様な岩石を知り、その分類体系を理解する
戸室火山の見学:溶岩ドームの成り立ちと山体崩壊
岩石鑑定の練習をする
薄片作成:岩石加工の道具の使い方と保守を学ぶ
 
評価方法と割合
評価方法
実習に臨む姿勢と理解度、観察技術の習得度、鑑定技術の習得度
 
評価の割合
授業への積極性 50% 
レポート 50%
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
基礎岩石学の講義内容を頭に入れて実習に臨む。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
復習に関する指示
実習で用いた鉱物及び岩石試料は時間外にも観察することができる。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
教科書・参考書
参考書
参考書 書名
図説 鉱物の博物学ー地球を作る鉱物たちー
ISBN
著者名
松原 聰・宮脇律郎・門馬綱一
出版社
秀和システム
出版年
2016
参考書 書名
薄片でよくわかる岩石図鑑
ISBN
著者名
チームG
出版社
誠文堂新光社
出版年
2014
参考書 書名
Igneous Rocks:
ISBN
著者名
R. W. Le Maitre and International Union of Geological Sciences 2002
出版社
Cambridge University Press
出版年
2002
参考書 書名
建設技術者のための地形図読図入門 第4巻 火山・変動地形と応用読図
ISBN
著者名
鈴木隆介
出版社
古今書院
出版年
2004
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
時間外の質問は研究室にて受ける(実習中に積極的に質問してほしい)。
水上:自然研2B211/peridot@staff.kanazawa-u.ac.jp
 
履修条件
特になし
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
岩石学実験Bに連続する。
本実験で作成した薄片を観察するなど、本実験の内容をベースにして実習を行なう。
 

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