タイトル

科目名[英文名] 数学物理学基礎演習B[Basic Exercise in Mathematics and Physics B] 
担当教員[ローマ字表記] 柴田 幹大[SHIBATA, Mikihiro], 松本 宏一[MATSUMOTO, Koichi], 大塚 浩史[OHTSUKA, Hiroshi] 
科目ナンバー MAPH2002B  科目ナンバリングとは
時間割番号 20014.001  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q4 
曜日・時限 火2〜3  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 多変数関数の微分積分学,線形代数学,電磁気学,演習 
講義室情報 自然科学5号館B 大講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 EMI科目(英語で行われる授業科目) 

授業の主題
理工系基礎科目である数学と物理学の演習を行う。2限に実施する数学では,「微分積分学ⅡA・ⅡB」で学ぶ多変数関数の微分積分学と「線形代数学ⅡA・ⅡB」で学ぶ線形空間の理論の演習を行う。3限に実施される物理学では,電磁気学の基本を演習問題を解くことにより学ぶ。物理学IA・IBとほぼ同じ内容について、演習問題を自らの手で解くことにより理解を深める。講義を聞くだけで十分な理解に到達するのは難しいため、関連する演習問題を自分で解くことは不可欠である。この授業は選択必修科目ではあるが、物理学IA・IBとペアで受講することを強く推奨する。
 
学修目標(到達目標)
2限に実施する数学では,演習問題を解くことで,多変数関数の微分積分学と線形空間論の基礎を理解することを目標とする。。3限に実施する物理学では,物理学を将来において専門分野としない学生にも配慮して、電磁気学について基本中の基本について理解することを目指す。静電気についての電磁気学、そこで使われる微分、積分、微分方程式などの数学の初歩を演習問題を自らの手で解くことにより、理解し使える様にする。
 
授業概要
【2限・数学】
1. ガイダンス
2. 多変数関数の微分積分学の演習 (1)
3. 線形空間の演習 (1)
4. 多変数関数の微分積分学の演習 (2)
5. 線形空間の演習 (2)
6. 多変数関数の微分積分学の演習 (3)
7. 線形空間の演習 (3)
8. 微分積分学と線形代数学の総合演習

を主に英語で行います。ただし,受講生の予備知識や理解の状況により内容や順序が変わることがあります。本授業では,演習問題を解くことを通して,アクティブラーニングとして課題解決型学習を行う。また,各回の授業内容を理解するために十分な授業時間外学習が期待されます。

3限・物理
1. 電磁気学で使う微分・積分
2. 電荷と電場
3. 電気力線とガウスの法則 
4. 電位
5. 静電エネルギー
6. 電気容量とコンデンサ
7. 電流と磁場
8. 総合的復習

演習で取り扱う問題は教科書にある標準的な演習問題と類似した問題である。教科書にある演習問題等を解くことができるように時間外に学習する事が必要である。
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
評価の割合等の詳細は初回の授業で伝える。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
その都度指示する。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
復習に関する指示
各回の授業で解いた演習問題は、次の授業までに必ず復習すること。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名 ISBN
9784320114302
著者名
服部久美子(著)原田なをみ、David Croydon(監修)
出版社
共立出版
出版年
2020
 
教科書・参考書補足
その都度指示する。
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
(数学)講義中に指示する.
(物理学)できるだけ授業中に質問すること。授業時間以外に、質問にくる場合、担当教員の居室は以下の通り
柴田 ナノ生命科学研究所棟 102号室
 
履修条件
(物理学)
物理学IA・IB を受講する学生は、必ず受講すること
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
(物理) 与えられた演習問題は必ず一度は自分で解いてみること

この科目は、理工系の学生にとって必要な数学及び物理学の基礎的な内容であるため、受講者の所属学類は限定していない。
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
(物理学)
物理学IA・IBの関連科目である。物理学IA・IBを受ける学生は必ず受けること。
 

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