タイトル

科目名[英文名] 地方財政分析論[On the Analysis of Local Finance] 
担当教員[ローマ字表記] 武田 公子[TAKEDA, Kimiko] 
科目ナンバー ECON3502A  科目ナンバリングとは
時間割番号 45111  科目区分 ----- 
講義形態 講義  開講学域等 人間社会学域 
適正人数 180人  開講学期 Q2 
曜日・時限 月1,月2  単位数 2単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 ----- 
キーワード 財政分析,エクセル,データベース,プレゼンテーション  
講義室情報 人間社会第2講義棟 401講義室(対面と遠隔(オンデマンド)の併用) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
自治体財政分析に必要なデータ入手と分析方法を実践的に学ぶ

 
学修目標(到達目標)
 個別自治体の財政データは、近年インターネットで細部まで公開されるようになった。この授業ではこのデータベースを利用し、学生がそれぞれ選択した自治体について、実際にデータのダウンロードから分析までを実践する。
 
授業概要
オンデマンド動画を見ながら各自選定自治体の財政分析を実施する。各回1限は、この作業を進める上での個別的な質問に答える場とする。各回2限は対面授業であり、下記スケジュールに即した途中経過報告を発表してもらい、適宜解説を加える。なお、初回授業のみ1・2限とも対面で実施する。接続先はLMSのタイムラインで連絡するので見逃さないように。

1.授業の説明/歳入データの分析
2.性質別歳出の分析
3.目的別歳出の分析
4.目的・性質・財源のクロス関係
5.基金と地方債
6.繰出金と特別会計
7.分析の総括とレポート作成方法
8.質疑応答

 
評価方法と割合
評価方法
毎回の分析作業を経て作成されるレポートによって評価する。また、毎回の作業状況をチェックするための小レポートも評価対象とする。
 
評価の割合
【授業には双方向授業の3分の2以上の出席を必要とする】
・(50)% 小レポート
・(50)% 最終レポート

 
ルーブリック
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
優れている普通不十分
小レポート内容分析対象自治体の特徴や変化を課題に即して十分に把握している。 課題に即して過不足なく論じられている。課題の要求を満たしていない。
最終レポートデータ分析 指定条件のみでなく独自の観点からも分析を加えている。 指定条件のみでなく独自の観点からも分析を加えている。 計算過程に誤りがある。
最終レポートグラフの体裁 見やすく、表現したいことに合わせて工夫されている。 指定条件を満たしている。 表題、縦横軸、凡例等の表現に不備がある。
最終レポート本文における分析内容 対象自治体の特徴や変化を捉え、その要因の考察が正しくなされている。 対象自治体の特徴や変化を捉えてその要因を考察している。 対象自治体の特徴や変化が捉えられていない。
     
     
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
指示する範囲までの財政分析を進め、プレゼンできるように準備すること。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
復習に関する指示
授業時間内に解説した内容を振り返り、テーマに即して小レポートにまとめる。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名 ISBN
9784880376783
著者名
武田公子
出版社
自治体研究社
出版年
2018
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
随時可能だが、研究室に不在のこともあるため、予めメールで連絡のこと。takekim@staff.kanazawa-u.ac.jp

 
履修条件
適正人数
上限180
 
受講者調整方法
経済学類が定める受講優先順位を加味したうえで抽選をおこなう。
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
・初回授業から分析作業を行うため、初回授業までに分析対象とする自治体(市町村)を選定しておくこと。なお、分析対象には金沢市・富山市・福井市を除く。
・授業の進め方の詳細についてはLMSをよく見ること。
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
地方財政論の授業内容を理解していることを前提として進める。
 

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