タイトル

科目名[英文名] 心理学研究法2A[Psychological Research Methods 2A] 
担当教員[ローマ字表記] 岡田 努[OKADA, Tsutomu] 
科目ナンバー -----  科目ナンバリングとは
時間割番号 42651  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 人間社会学域 
適正人数 -----  開講学期 Q1 
曜日・時限 木3  単位数 1単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 ----- 
キーワード 質問紙法,多変量解析  
講義室情報 学術メディア創成センター 演習室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
心理学における調査の基本的な実施と分析方法を,実習を通して学ぶ。

 
学修目標(到達目標)
心理学における調査の基本的な実施と分析方法を,実習を通して学び,心理学における調査研究を行う能力を身につける。

 
授業概要
質問紙調査や心理テストの作成の基礎について学び,実際に質問紙を作成,データを採取して解析するまでを行う。グループでの作業が中心となるため,受講者の欠席遅刻は認めない。また心理統計の基礎知識を前提とする。
以下の内容で授業を進めるが,この他,「心理学研究法1A,1B」と共同で,後期までの個別の研究計画の発表会を実施する回を設ける(詳細はガイダンスや掲示等で知らせる)


 
講義スケジュール
講義回テーマ具体的な内容担当教員
1調査法に関する基礎理論(2年次のふりかえり)  
2調査用紙の作成方法に関する注意  
3応答の構え  
4因子分析1 因子分析の考え方  
5因子分析2 統計処理ソフト(SPSS)を使った探索的因子分析  
6因子分析3 統計処理ソフト(AMOS)を使った確認的因子分析  
7その他統計処理一般でのSPSSの使い方
  
8各グループでの調査のテーマ設定と今後の予定
  
 

評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・(100 )% レポート
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
予習として,2年次までの心理統計と調査法に関する基本的知識を再確認しておくこと
また各回の内容について事前に配布する資料に基づいて予習しておくこと
予習と復習あわせて通算60時間の授業時間外学習時間が期待されている。
オンデマンド教材(授業内容の一部):LMSにアップされた資料に基づいて予習を行うこと。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
復習に関する指示
毎回の授業後には内容の復習を必ず行い,理解を定着させておくこと。
なお各グループでの調査準備,データの収集と分析は授業時間外に行う。
予習と復習あわせて通算30時間の授業時間外学習時間が期待されている。
オンデマンド教材(授業内容の一部):LMSにアップされた資料に基づいて復習を行うこと。


 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
教科書・参考書
参考書
参考書 書名 ISBN
4762821098
著者名
出版社
出版年
2017
参考書 書名 ISBN
4130120352
著者名
出版社
出版年
2017
参考書 書名 ISBN
9784779502002
著者名
小塩真司(編)
出版社
ナカニシヤ出版
出版年
2017
参考書 書名 ISBN
4762822515
著者名
松尾 太加志, 中村 知靖
出版社
北大路書房
出版年
2002
 
教科書・参考書補足
LMS上に授業内容に関する資料をアップするので各自でダウンロードして参照し予習・復習を行うこと。
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
E-mail:
tokada@staff.kanazawa-u.ac.jp
メールでの質問はいつでもしてください。
 
履修条件
心理学研究法2Bを引き続き履修すること。
 
受講者調整方法
人文学類心理学プログラムの学生および公認心理師受験資格取得希望者を優先とします。心理学プログラム以外で受講を希望する人は予め相談,連絡してください。
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
基礎的な心理統計の知識が前提となるので,2年次に学んだ心理統計法について復習し必ず理解しておくこと。学術メディア創成センター実習室での対面による授業を行う。
欠席の際には岡田(tokada@staff.kanazawa-u.ac.jp)まで早めに連絡すること。
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
「心理学研究法1A,1B」とならんで心理学の代表的研究法である心理調査法の基礎を学ぶことを通して,心理学実験・調査演習,卒業論,文等で必要な研究手法を身につける。
 

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