タイトル

科目名[英文名] 犯罪と非行の文化的な違い[Comparing Crime and Delinquency Across Cultures] 
担当教員[ローマ字表記] 小林 恵美子[KOBAYASHI, Emiko] 
科目ナンバー -----  科目ナンバリングとは
時間割番号 10077  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 人間社会学域 
適正人数 50人  開講学期 Q3 
曜日・時限 月3  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 犯罪と非行、文化的な違い、比較犯罪学、犯罪社会学理論、緊張理論、サブカルチャー理論、ボンド理論、セルフコントロール理論、個人主義/集団主義、不確実性回避 [スライドに用いる言語] 基本的には英語のみ(必要に応じて、日本語を併記) [資料に用いる言語] 基本的には英語のみ(必要に応じて、日本語を併記) [担当教員が話す言語] 日本語で説明 [学生が話す言語] 日本語(リクエストに応じて英語も一部使用)  
講義室情報 総合教育2号館 D10講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
文化によって犯罪率や非行率が異なる要因を理解すること
 
学修目標(到達目標)
1. アメリカ合衆国(以下「アメリカ」と表記)発祥の主要な犯罪社会学理論(=犯罪の社会学的原因論)を学ぶ。

2. 文化的価値観(個人主義/集団主義と不確実性回避)と犯罪社会学理論を応用することで、文化によって犯罪率や非行率が異なる理由を説明する。
 
授業概要
講義やグループでのプレゼンテーション等教室での使用言語は日本語ですが、教科書は英語表記となります。

<授業の形態>
講義中心の授業ではあるが、ペアや小グループでのディスカッションなど、様々な形での積極的な参加が求められる。また、(a) 毎週平均10〜20ページ程度のリーディング課題を読んできたことを前提に授業を進めていくので、必ず授業前にリーディング課題を読んでおくこと、(b) 授業に出席してLecture Notes(講義用ノート)に詳細を付け足すこと、(c) グループ発表に向けて教室内活動に積極的に参加すること、(d) Test Bankを解いておくことも求められる。

<授業内容>(週ごとに記載)
1. ガイダンス、「犯罪」とは、犯罪の国際比較、文化的価値観(個人主義/集団主義、不確実性回避)
2. 犯罪行動の説明 1(緊張が犯罪を促進する?): 緊張理論
3. 犯罪行動の説明 2(犯罪文化への接触と学習が犯罪を促進する?): サブカルチャー理論
4. 犯罪行動の説明 3(社会的絆が非行を抑制する?): ボンド理論
5. 犯罪行動の説明 4(制裁・自己統制が非行を抑制する?): 犯罪に対する恥、困惑、公式制裁;セルフコントロール理論
6. 理論の補足説明+グループでのプレゼンテーション準備
7. グループでのプレゼンテーション or ポスターセッション
8. まとめと最終試験

・変更の可能性もあります。
・毎回グループでのディスカッションを予定しています。
・グループでのプレゼンテーション or ポスターセッションに向けて、授業外での活動があります。
・最終試験は50問で多肢選択形式または正誤形式です。設問と選択肢は全て英語表記となります。
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
最終試験: 100点
Pop Quizzes: 40点
グループでのプレゼンテーション or ポスターセッション: 40点

※Pop Quizzesは13問、最終試験は50問で多肢選択形式または正誤形式です。設問と選択肢は全て英語表記となります。

これら3つの合計点(180点)を、標準評価方法に照らし合わせて換算する。

S 90-100% (162-180 points)
A 80-89% (144-161 points)
B 70-79% (126-143 points)
C 60-69% (108-125 points)
F 60%未満 (108 points未満)
 
ルーブリック
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
S 90-100%A 80-89%B 70-79%C 60-69%
①最終試験:100点     
②Pop Quizzes:40点    
③グループでのプレゼンテーション or ポスターセッション:40点    
上記①②③の合計点:180点162-180 points144-161 points126-143 points108-125 points
     
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
授業外学習(事前準備・学習):

毎週90分の授業学習が求められる。授業外学習には以下が含まれる(ただし、これらに限定されるものではない):(a) スケジュールにしたがってリーディング課題を読むこと;(b) Pop Quizに解答すること;(c) Lecture Notes(講義用ノート)を整理すること;(d) Test Bankを解くこと;(e) グループでのプレゼンテーション or ポスターセッションに向けて、授業外でメンバーと協力して準備すること。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
復習に関する指示
授業外学習(宿題):

毎週90分の授業学習が求められる。授業外学習には以下が含まれる(ただし、これらに限定されるものではない):(a) スケジュールにしたがってリーディング課題を読むこと;(b) Pop Quizに解答すること;(c) Lecture Notes(講義用ノート)を整理すること;(d) Test Bankを解くこと;(e) グループでのプレゼンテーション or ポスターセッションに向けて、授業外でメンバーと協力して準備すること。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
教科書・参考書
教科書・参考書補足
教科書:
講義やグループでのプレゼンテーション等教室での使用言語は日本語ですが、以下2つの教材は全て英語表記となります。

1. Emiko Kobayashi (2024). Comparing Crime and Delinquency Across Cultures 1: Syllabus, Reading Assignments, Exam Information, and Lecture Notes. (教室で配布します) ※Lecture Notes記載の専門用語やキーワードは日本語訳付き

・毎週必ず授業に持参すること。持参しなかった学生は「欠席扱い」となるので要注意。他の学生のテキストを借りてきた場合も、欠席扱いとする。なおこのルールは、第2回授業から適用する。

2. Emiko Kobayashi (2024). Comparing Crime and Delinquency Across Cultures 2: Test Bank and Pop Quizzes.(履修登録抽選結果公開日以降に、LMSコースに掲載します)

上記2つの紙面の教材を1つのファイルにまとめて、毎回授業に持参し受講すること。

参考書:
以下書籍の関連する章を用いる。授業でコピーを配布予定のため、購入の必要はない。

岡邊健編(2020)『犯罪・非行の社会学』有斐閣ブックス.
矢島正見・丸秀康・山本功編著(2009)『よくわかる犯罪社会学入門』学陽書房.
岡本英生・松原英世・岡邊健編(2017)『犯罪学リテラシー』法律文化社.
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
第1回授業で発表する。
 
履修条件
GS4C「異文化間コミュニケーション」の単位を修得済みであるか、現在履修中であることが望ましい。
 
適正人数
50名
 
受講者調整方法
抽選
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
【教科書に関して】
教科書を授業に持ってこない場合は、欠席扱いとする。他の学生のテキストを借りてきた場合も、欠席扱いとする。なおこのルールは、第2回授業から適用する。

【遅刻に関して】
授業開始後15分以上経ってからの入室は欠席扱いとする。

【早退に関して】
早退した場合は欠席扱いとする。

【無断退室について】
教員に無断で退室した場合、成績は「放棄」とする。

【Pop Quizの提出について】
Pop Quizは指定された期間外の提出は受け付けない。

【グループでのプレゼンテーション or ポスターセッションについて】
授業開始後15分以上経ってから入室した場合、第7回授業に予定されているグループでのプレゼンテーション or ポスターセッションの評価は0点とする。

※この授業を受講するに際しての種々ルールを順守・納得出来ない場合は履修登録せず、他の授業を履修することを検討して下さい。

※この授業では、ペア活動やグループディスカッションを予定しています。したがって、これら活動に参加・貢献する意欲のない方も、他の授業を履修することを検討して下さい。
 
特記事項
特記事項
・第1回授業時点で履修登録者数が10人に満たない場合は、閉講となります。閉講となった場合は、補正期間中に他の科目を履修することを検討して下さい。

・講義やグループでのプレゼンテーション等教室での使用言語は日本語ですが、教材の1と2は英語表記となるため、英語読解力が求められます。

 

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