科目名[英文名]
インテグレーテッド科学(物理の世界)[Integrated Science]
担当教員[ローマ字表記]
藤間 崇
[
TOMA, Takashi
]
科目ナンバー
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科目ナンバリングとは
時間割番号
76A10a.101
科目区分
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講義形態
講義
開講学域等
共通教育
適正人数
80人
開講学期
Q1
曜日・時限
木2
単位数
1単位
授業形態
60単位上限
対象学生
全学生(共通教育科目に係る卒業要件未充足の2年以上優先)
キーワード
【基本的に対面】, 基礎物理学, エネルギー
講義室情報
総合教育講義棟 C2講義室(対面と遠隔(オンデマンドと双方向)の併用)
開放科目
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備考
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授業の主題
力学、熱学、電磁気学、波動、原子核を中心とする物理学の基礎。
特に「エネルギー」に焦点を当て、私たちの身の回りにある現象についての基本的性質を理解する。
現代のエネルギー問題にも触れる。
学修目標(到達目標)
教養人としての一般的な物理学における基礎知識を習得することができる。
・ 高校でのバックグランドに依らず、力学、熱学、電磁気学、波動、原子核を中心とする古典物理学の講義を行う。
・また、現代におけるエネルギー問題とその改善方法について学ぶ。
授業概要
・ 物理学の各基礎事項を日常生活で経験する事柄と関連づけて解説する。
・ 高校で学習する内容もある程度含まれるが、単なる繰り返しではなく、それぞれの事項について深く掘り下げ、授業内で例題を解くなどのアクティブ・ラーニングも取り入れながら解説する。
・現代のエネルギー問題や若干の化学的、生物学的、地学的要素も取り入れて解説する。
第1回 測定:測定とは何かを学ぶ。測定によって得られる情報を理解する。
第2回 仕事とエネルギー:日常とは異なる仕事の定義を学ぶ。仕事とエネルギーの密接な関係について学ぶ。
第3回 温度と熱:温度と熱の違いについて学ぶ。熱が発生する原因と移動について学ぶ。
第4回 波動:波動が物質内の乱れによってエネルギーが伝搬する現象であることを学ぶ。
第5回 電気:電荷とは何かおよび電荷がひきおこす電気的現象について学ぶ。
第6回 原子核:物質を構成する原子核、またそこから得られる莫大なエネルギーについて学ぶ。
第7回 未来のエネルギー1:再生可能なエネルギーの有力候補、核融合について学ぶ。
第8回 未来のエネルギー2:再生可能なエネルギーの有力候補、人工光合成について学ぶ。
各回において、授業内容および提示した参考資料を復習しておくこと。webクラスで行う小テスト、課題と合わせて、期間を通じて 90分間×15回分に相当する自習時間が必要です。
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
評価の割合
授業には3分の2以上の「出席」を必要とする 。
小テスト、課題により評価(100%)。
ルーブリック
【授業別ルーブリック】
評価項目
評価基準
評価細目
S
A
B
C
不可
物理学について「授業を受けた上での」授業内容の理解 (小テスト, 課題)配分:合計100%
基礎的な学術用語や単位について 配分:35%程度
用語や単位について、講義で学んだ内容を完全に理解している
用語や単位について、講義で学んだ内容 をよく理解している
用語や単位について、講義で学んだ内容 を概ね理解している
用語や単位について、講義で学んだ内容を多少理解している
用語や単位について、講義で学んだ内容をほとんど理解してい ない
基礎的な定理や法則について 配分:35%程度
定理や法則について、その意味を完全に理解している
定理や法則について、その意味をよく理 解している
定理や法則について、その意味を概ね理 解している
定理や法則について、その意味を多少理解している
定理や法則について、その意味をほとんど理解していない
基礎的な定理や法則の応用について 配分:30%程度
定理や法則の応用が完全にできている
定理や法則の応用がよくできている
定理や法則の応用ができているが一部誤 解がある
定理や法則の応用が多少できている
定理や法則の応用が全然できていない
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
★1.オンデマンド教材(授業内容の全体)
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
復習に関する指示
各回の授業内容を十分理解するように、授業で用いるスライド、テキスト、ノートで内容を確認してください。理解できなければ、指定された参考書で十分に学習してください。授業は前回までの内容を十分理解していることを前提にしているので、理解が不足すると授業が進むにつれて理解が困難になっていきます。必ず十分に理解できてから小テスト、課題に取り組んでください。
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
教科書・参考書
教科書・参考書補足
参考書:増補改訂版 シップマン 自然科学入門 新物理学 (学術図書出版社: ISBN978-4-87361-930-9)
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
随時,各担当教員が対応します.あらかじめアポイントをとって下さい。教員アドレスの [AT] を半角「@」に変換してから送信してください。
藤間 崇 :総合教育1号館602号室,toma[AT]staff.kanazawa-u.ac.jp
藤竹 正晴:自然科学5号館424号室,fujitake[AT]staff.kanazawa-u.ac.jp
岩﨑 宏 :自然科学5号館324B号室,iwasaki[AT]se.kanazawa-u.ac.jp
履修条件
特になし
特記事項
特になし
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