タイトル

科目名[英文名] 線形代数学ⅠB[Linear Algebra 1B] 
担当教員[ローマ字表記] 若槻 聡[WAKATSUKI, Satoshi] 
科目ナンバー MATH1101A  科目ナンバリングとは
時間割番号 7513b.01  科目区分 ----- 
講義形態 講義  開講学域等 共通教育 
適正人数 -----  開講学期 Q2 
曜日・時限 月3  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 1年数物科学類 
キーワード 行列, 正則行列, 逆行列, 行列の基本変形, 行列の階数, 連立一次方程式 
講義室情報 総合教育講義棟 B3講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
高校で学んだベクトルを発展させたものが線型代数と呼ばれる分野である. 「代数」という名前はついているが,幾何的な側面もあり,数学全般さらには現代科学全般の基礎になる分野である. その内容を高校の授業内容からの接続に留意しながら授業を行う. 公式を覚えて問題を解くという発想ではなく,どうしてそのような定義や概念が必要なのか,なぜそのような問題を考えるのか,といった根本的な問題意識から,抽象化に到る道筋を伝えたい. この授業での主たるテーマはg行列式と逆行列である.
 
学修目標(到達目標)
連立一次方程式で表される関係は、日常生活から高度の学問的議論の対象に至るまで、現象を数理的にとらえようとする時、最も基本的なものとして普遍的に現れる. そのため、これを数学的に扱えるようになる事が重要である. ここでは高校までたかだか3未知数ぐらいまでしか扱わなかった連立一次方程式を任意未知数の一般形で取り扱う. また行列の一般論 (その演算、正則行列の概念等) を解説する. 更に行列式と逆行列を扱う。
 
授業概要
9. 置換その1
10. 置換その2
11. 行列式の定義と性質その1
12. 行列式の性質その2
13. 行列式の性質その3
14. 余因子行列とクラーメルの公式
15. まとめ
16. 試験

受講生の予備知識や理解の状況により内容や順序が変わることがあります。アクティブラーニングとして,授業前に教科書をじっくり読むことや,授業後の復習や問題演習が期待されている。
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・(80)% 定期試験
・(20)% レポート
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
予習に要する時間30分, 期間を通して通算30時間の自習時間が必要である。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
復習に関する指示
授業後に内容を理解し演習問題を解くのに要する時間60分, 期間を通して通算30時間の自習時間が必要である。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
教科書・参考書
教科書・参考書補足
7513a.01 線形代数学ⅠAと同じ。
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
一回目の授業の際に告知する。
 
履修条件
7513a.01 線形代数学ⅠAの履修を課す。
 
特記事項
特になし

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