タイトル

科目名[英文名] スポーツ科学/身体運動の神経制御Ⅱ[Sports Science] 
担当教員[ローマ字表記] 木村 岳裕[KIMURA, Takahiro] 
科目ナンバー GITD1214A  科目ナンバリングとは
時間割番号 73F0n.201  科目区分 ----- 
講義形態 講義  開講学域等 共通教育 
適正人数 85人  開講学期 Q2 
曜日・時限 水4  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 全学生(共通教育科目に係る卒業要件未充足の2年以上優先) 
キーワード スポーツ、運動、神経科学、運動学習 
講義室情報 総合教育2号館 B10示範教室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
ヒトの身体運動は歩行や手を使った道具の操作から競技スポーツまで多様であり、様々な神経機能から成されている。本講義では冗長性に富んだヒトの身体運動を生み出す神経機能や神経システムをヒトや動物を対象とした研究から学ぶ。
 
学修目標(到達目標)
身体運動の多様性や、その身体運動を行う際の脳から筋肉までの基本的な情報伝達、ヒトの洗練された動作がどのような機序で制御また獲得されているのかを示す。多くの神経科学研究から、運動制御のための脳領域ごとの機能特性を学び、身体運動に興味を持つことを目標とする。
 
授業概要
本講義では、行動学研究における多様な身体運動様式を学び、神経生理学における基本的な神経構造や機能理解する。さらに、ヒトの日常動作や熟練した動作がどのような過程で作り上げられているのかを学習する。
主な内容として、身体の多様な運動様式、自動性の高い歩行や姿勢の制御システム、、運動学習におけるモデルや神経科学研究、アスリートを対象とした神経科学研究、神経科学のリハビリテーションへの応用等について概説する。

(第1回) 様々な身体運動
(第2回) 運動学習:内部モデル
(第3回) 歩行と姿勢の制御システム
(第4回) 視線の制御
(第5回) 運動学習:脳の可塑性
(第6回) アスリートの神経科学研究
(第7回) 神経科学のリハビリテーションへの応用
(第8回) 講義のまとめ、期末試験
 
評価方法と割合
評価方法
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
小テスト:35%
最終試験 :65%
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
配布資料に目を通しておくこと。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
復習に関する指示
授業内容を確認し、理解を深める。
講義をZoomで録画したものを準備するので、必要に応じて視聴をすること。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の一部)
 
教科書・参考書
教科書・参考書補足
参考書:
 Eric R. Kande等(金澤一郎、宮下保司翻訳監修)
 「カンデル神経科学」 メディカルサイエンスインターナショナル
 丹治順「脳と運動-アクションを実行させる脳」 共立出版
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
アカンサスポータルのメッセージ、または電子メール: kimura@staff.kanazawa-u.ac.jp にて連絡を取ること。
 
履修条件
特になし
 
特記事項
特記事項
教育職員免許状取得に向けた「保健体育関連科目から2単位」としての単位認定は、2020年度入学者から認定されるが、2019年度までの入学者は認定されないので注意すること。
 

ページの先頭へ