授業の主題
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経済を規制している法制度が各国の政治バランスの結果であること、その中で民間企業がどのように経済活動の自由を確保しているかを、特許に関する法制度を中心として学ぶ。
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学修目標(到達目標)
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国際経済が国家連合の考え方で動いていることが理解できるようになること。
特許制度がどのように国際経済と関係しているかを理解できるようになること。
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授業概要
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第1回: ガイダンス/国際経済秩序と法の役割を学ぶ
第2回: 多国間条約WTO・TRIPsとは何か?-を通じて、特許をとりまく各国の国家戦略を知る
第3回: WIPOとは何か?-なぜ特許は各国ごとにバラバラなのか?
特許をとりまく各国の利害関係の衝突を学ぶ
第4回: 国際市場における特許・商標・著作権の威力とその限界
共通ルールとしての知的財産法の役割とその限界を学ぶ
第5回: AIと知的財産の関係-データの重要性と知的財産の限界を学ぶ
第6回: 米中貿易戦争とファーウェイ-技術と特許と国家の市場管理の関係を学ぶ
第7回: リブラの挑戦-知的財産の次?-物ではないシステムの価値について学ぶ
第8回: 知的財産法をとりまく社会構造について学習した内容をまとめ、最終試験を行う
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評価方法と割合
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評価方法
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テーマに関する知識の理解度に加え、理解した内容を積極的に活用しようとする姿勢があるかどうかを評価する。
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評価の割合
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授業への積極性・貢献度:50%
期末レポート:50%
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ルーブリック
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【授業別ルーブリック】
評価項目 | 評価基準 |
模範的 | 標準 | 要改善 | | |
国際市場と法の役割 | 関係知識(概念及び関係性)を理解しており、これを活用して、現実社会の分析ができる。 | 関係知識(概念及び関係性)を理解している。 | 関係知識(概念及び関係性)の理解が不十分 | | |
国際機関と市場の関係 | 関係知識(概念及び関係性)を理解しており、これを活用して、現実社会の分析ができる。 | 関係知識(概念及び関係性)を理解している。 | 関係知識(概念及び関係性)の理解が不十分 | | |
知的財産と市場の関係 | 関係知識(概念及び関係性)を理解しており、これを活用して、現実社会の分析ができる。 | 関係知識(概念及び関係性)を理解している。 | 関係知識(概念及び関係性)の理解が不十分 | | |
商品としての知的財産の価値 | 関係知識(概念及び関係性)を理解しており、これを活用して、現実社会の分析ができる。 | 関係知識(概念及び関係性)を理解している。 | 関係知識(概念及び関係性)の理解が不十分 | | |
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授業時間外の学修に関する指示
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予習に関する指示
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関連する事項について、事前にウェブ情報等を検索して、最低限の知識を得ておくこと(予習時間計4時間)。
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予習に関する教材
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オンデマンド教材以外の指示・課題
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復習に関する指示
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科目ルーブリックの模範的な水準に達する具体例を授業中に示すので、示された具体的課題を授業後に解くこと。(復習時間計4時間)
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復習に関する教材
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オンデマンド教材以外の指示・課題
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教科書・参考書
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参考書
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4641143080
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高倉成男著
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有斐閣
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2001
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408783056
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大森陽一著,大森, 陽一,
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集英社
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1992
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4478140189
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黒瀬雅志著
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ダイヤモンド社
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1994
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オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
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授業後及び教員のメールアドレスへの質問に随時対応する。
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履修条件
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特になし
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特記事項
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派遣留学中の学生についてオンライン対応不可
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