タイトル

科目名[英文名] シェルスクリプト言語論2[Lecture on POSIX Centric Shellscript Programming-2-] 
担当教員[ローマ字表記] 大野 浩之[OHNO, Hiroyuki], 森 祥寛[MORI, Yoshihiro], 松浦 智之 
科目ナンバー -----  科目ナンバリングとは
時間割番号 73676.02  科目区分 ----- 
講義形態 講義その他  開講学域等 共通教育 
適正人数 20人  開講学期 Q3,Q4 
曜日・時限 木7  単位数 2単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 全学生 
キーワード ----- 
講義室情報 (対面と遠隔(双方向)の併用) 
開放科目 ----- 
備考 シティカレッジ開講 

授業の主題
【最初に】
このシェルスクリプト言語論2の授業には、前期にシェルスクリプト言語論1という授業もありますが、どちらも独立した授業です。
シェルスクリプト言語論1、2の順番で受講することを推奨しますが、必ずしも順番に受講しなくても大丈夫です。
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「プログラミングの勉強をして、さまざまなプログラムを作成したい。」と考えたことのない学生はいないでしょう。
しかし、「プログラミングをどのように学んで良いか分からない。」「JAVA? Python? R? Oracle? PHP? C?などと言われても、何を言っているのか分からない。」となって、一歩が踏み出せないことが多いかもしれません。
その上、多くのプログラミング言語では、1年から2年毎に大きなバージョンアップなどがあり、その前後で作成したプログラムが動かなくなったり、新しいプログラムが作れなくなったりして、実際に必要なときに、学んだことが使えないこともあります。

そこで本授業では、古くから存在し、今もほとんど変わること無く使用できる「POSIX環境におけるシェルスクリプト」を使ったプログラミング手法を学習します。

シェルスクリプトは、UNIXやLinuxと呼ばれるOSにおいて、システム操作などにも使用されるもので、多くのコマンドから形成されています。
それ故に最近のプログラミング言語ほど派手なことはできませんが、古くから変わらず存在し続け、これから先も長期間使用可能な言語です。
そして、シェルスクリプトを使えば、プログラミングに限らず、LinuxやWindows、macOSなどをコマンドから(キーボードから)操作できます。

シェルスクリプトを使用できると、今後の研究活動を始めとする、さまざまな業務処理に、これまでとは違う視点から作業環境を構築し、効率的な作業が行えます。是非、学んでみてください。
 
学修目標(到達目標)
授業目標は、次の通りです。

(1)POSIX環境におけるシェルスクリプトについて、新しい視点から説明できる。
(2)「Win/Mac/UNIXすべてで25年後も動く普遍的なプログラム」を書く方法を会得する。
(3)シェルスクリプトを日頃の問題解決に適用できるようになる。
 
授業概要
POSIX環境におけるシェルスクリプトについて、以下の内容を中心に講義と演習を行う。

1. ソフトウェア開発をとりまく現状と課題
2. 課題解決を UNIX 哲学に学ぶ
3. POSIX 中心主義に基づくプログラミング
4. 実例学習(ローカル編,Web アプリ編)
5. 関連分野の講演聴講と討論
6. 学習成果の総括と受講生による成果発表
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・70% レポート
・30% 演習の発表点
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
事前に提示されている教材を確認しておくこと。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
復習に関する指示
授業時間中に出された課題は、次の授業までに完成させること。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
教科書・参考書
特になし
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
アカンサスポータルを使って質問等に対応します。

直接会って質問したい場合は、授業の前後か、事前にメッセージを送って予約を取ること。
 
履修条件
特になし
 
特記事項
特記事項
受講者は,ノートパソコンを持ってくること。
 

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