タイトル

科目名[英文名] 健康科学[Practice of Wellness Promotion] 
担当教員[ローマ字表記] 唐島 成宙 
科目ナンバー GSCI1301A  科目ナンバリングとは
時間割番号 72D20a.101  科目区分 ----- 
講義形態 講義  開講学域等 共通教育 
適正人数 50人  開講学期 Q1 
曜日・時限 月3  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 全学生(共通教育科目に係る卒業要件未充足の2年以上優先) 
キーワード ----- 
講義室情報 総合教育講義棟 A4講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
WHOは、健康(Health)を「肉体的、精神的及び社会に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」と定義している。
同じくWHOはWellnessについても次のように定義している。健康(Wellness)とは、計画的な努力によって得られる状態であり、よりバランスの取れた健康的な生活を得ようとする行動そのものを指している。健康を肉体面だけでとらえるのではなく、生活全体を積極的・創造的なものとして、健康を維持・増進させようとする生活活動そのものとして捉えている。
この講義では、健康を守る身体のメカニズムと社会の仕組みを学ぶと共に、健康的な生活を送るために必要な知識を身に着け、日常生活の中に取り入れて、実践していくことを目指す。その結果としての健康寿命の延伸がいかに社会に対しても有用かを学ぶ
 
学修目標(到達目標)
健康を守りさらに積極的に増進するために必要な社会全体としての目標、取り組みを学ぶ。
個人として実践可能な正しい食事、運動や休養の知識、日常活動、メンタルヘルスに関する知識および健康リテラシーと健康情報について学ぶ。
これらを日常生活の中で実践する方法を学ぶ。
ペアあるいはグループをつくり討論および発表を行い、プレゼンテーション力を身につける。レポート課題にて、科学的な文章表現力も身につける。

学生の学修目標
自分自身や家族の健康について考え、実践するにはどのようにすべきかを学ぶ。
健康を意識した生活を送るための情報収集、健康増進活動を行うことができるようになる。
ペアあるいはグループをつくり討論および発表を行い、プレゼンテーション力を身につける。レポート課題にて、科学的な文章表現力も身につける。
 
授業概要
ペアあるいはグループをつくり討論し、発表を行う。

1.健康とは
   健康の概念の歴史(WHO)と我々の生活を考えよう
   Wellnessとは?
   健康増進運動、健康と社会
   健康リテラシー

2.日常生活と健康(1) 自分の日常生活と健康のつながりを考えてみよう。
   朝~午前の活動で健康に関することを挙げてみよう。
   歯磨き、洗顔、化粧、朝シャン、朝食取る抜く?
   エビデンスレベル

3.日常生活と健康(2) 自分の日常生活と健康のつながりを考えてみよう。
  昼~午後の活動で健康に関することを挙げてみよう。
  食事(昼食(Fast Food)、夕食)
  
4.日常生活と健康(3) 自分の日常生活と健康のつながりを考えてみよう。
   インターネット依存
   Smoking
   運動、車の運転、アルコール、入浴、部屋の色など、リラックス療法

5. 日常生活と健康(4) 自分の日常生活と健康のつながりを考えてみよう。
   睡眠と休息について
   睡眠時無呼吸症候群

6.  病気になったら?
   どんな病気になる?(若者、中高年、高齢者)
   どうしたら病気を予防できる?(若者、中高年、高齢者)
   病気を治療するため,病気を予防するどんな社会の仕組みがある?

7. こころの健康と病気、セルフケア

8. 健康と未来社会(Society 5.0)(45分授業)
   期末試験を行う
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
評価の割合
授業には、3分の2以上の出席を必要とする。
8回の授業のうち、6回以上の出席を必要とする。3回以上欠席した場合、原則として単位を発行しない。
評価の割合を下記に記す
学期末試験 50%
出席状況 20%
課題提出 30%
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
講義前にLMSコース内に授業資料を共有する。
本授業は、反転授業形式である。
共有された授業資料の内容は、すでに学習済みであることを前提にしている。
講義は、その知識を元に議論を行う。

予習による学習効果を評価するために、授業中に小テストを行う場合がある。
また、予習の一部として、授業内容に関連したアンケートで自身の生活の振り返りを指示することもある。
授業内の小テストの得点やアンケートへの回答は、出席状況の評価項目の1つである。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
復習に関する指示
レポートまたは小テストを課す。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材(授業内容の全体)
 
教科書・参考書
教科書・参考書補足
教科書・参考書補足
オリジナルテキスト:
以下のURLにアクセスし,2D 健康科学をクリックしダウンロード可能である。
https://ilas.w3.kanazawa-u.ac.jp/students/subject/gs-2/gs_text/
※リンク先へのアクセスには,共通教育履修ガイダンスで配付する「金沢大学ID」が必要である。
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
アカンサスポータルを利用して電子メールにより質問すること。
 
履修条件
特になし
 
適正人数
50
 
特記事項
特になし

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