科目名[英文名]
クラウド時代の「ものグラミング」概論[Lecture on How to Create and Coding Things for Network Native MAKERs.]
担当教員[ローマ字表記]
大野 浩之
[
OHNO, Hiroyuki
],
森 祥寛
[
MORI, Yoshihiro
], 松浦 智之
科目ナンバー
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科目ナンバリングとは
時間割番号
70195.01
科目区分
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講義形態
講義その他
開講学域等
共通教育
適正人数
20人
開講学期
Q3,Q4
曜日・時限
木6
単位数
2単位
授業形態
60単位上限
対象学生
全学生
キーワード
電子工作,IoT,シティカレッジ,遠隔
講義室情報
(対面と遠隔(双方向)の併用)
開放科目
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備考
シティカレッジ開講
授業の主題
現在、日本ではSociety5.0時代の達成に向けてさまざまな取組を行っています。
このSociety5.0を迎えるにあたっては、これまで別々のモノだと考えてきた、
○個人が余暇に楽しんでいた「ものづくり」
○仕事や趣味などで行ってきた「パソコン上でのさまざまな操作」
○インターネット上で誰かが開発して提供している「さまざまな情報サービス」
が渾然一体となって、相互に連携し、利活用可能になります。
このような社会で必要となる技法を、私たちは「ものづくり」と「プログラミング」をかけあわせた「ものグラミング」という新しい言葉で表現しています。
私たちは、この「ものグラミング」こそが、「Society5.0に向けた人材に必要な技法」であると考えており、この技法を講義と実習を通じて学んで行きます。
本講義の内容は、古くて新しいアプローチになりますので、学生には、既存の知識として学ぶだけで無く、積極的に新しいもの見つけ出し、教員にフィードバックすることを望んでいます。
学修目標(到達目標)
講義目標は次の通りです。
・ネットなどでも安価で購入可能な、さまざまな電子デバイスなどを動かすためのプログラミング環境を、自分のノートパソコン上に構築する。
・構築したプログラミング環境で、「ものグラミング」の考え方に則したさまざまなプログラミングができる。
・前述のプログラムを、徐々に発展させて、デバイスそのものをクラウド上の大量のデータやサービスと連携させ、クラウドと手元の小さな電子デバイス間で相互に影響を与える方法を身につける。
・併せてインターネットを活用するさいに注意すべきセキュリティなどを説明できる。
なお、講義で使用する電子デバイスは、講義期間中、貸し出します。
授業概要
講義では,手元で動く小さな「モノ(※1)」が徐々に発展し「クラウド(※2)」と連携するまでと,クラウド上の大量の情報やサービスが手元の小さな「モノ」に影響を与えるまでを講義と実習などの体験を通じて学び,「ものグラミング」全体の理解を受講者に促していきます。また、併せてインターネットを活用するさいに注意すべきセキュリティなどについても学んで行きます。
※1 モノ:最近は、小型のコンピュータや超小型のセンサなどが安価に普及し,ネット通販などで当たり前のように購入し、利用できるようになりました。そして、このような機器をインターネットに接続し、センサで得たデータのインターネットへの送信や,逆にインターネットからの受信が可能となりました。これを「もののインターネット(IoT:Internet of Things)」と呼んでいます。
※2 クラウド:最近は,インターネット上に大量のデータや情報が集積され,これらを活用するサービス自体もインターネット上に用意されていることが当たり前になってきました。これを「クラウド」あるいは「クラウドコンピューティング」などと呼びます。
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
評価の割合
【講義には3分の2以上の出席を必要とする】
・70% レポート
・30% 演習の発表点
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
事前に提示されている教材を確認しておくこと。
予習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
復習に関する指示
授業時間中に行った電子デバイスを使用したさまざまな演習は、自宅でも行うこと。
復習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
教科書・参考書
特になし
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
アカンサスポータルを使って質問等に対応します。
直接会って質問したい場合は、講義の前後か、事前にメッセージを送って予約を取ること。
履修条件
特になし
特記事項
特記事項
受講者は,ノートパソコンを持ってくること。
実習で使用する機材(小型のコンピュータや超小型のセンサなど)は、講義期間中に貸出しますので、講義終了後、自宅などで、復習・予習も兼ねて、いろいろな操作や実験をしてみてください。
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