タイトル

科目名[英文名] 医療統計学[Medical Statistics] 
担当教員[ローマ字表記] 松下 良[MATSUSHITA, Ryo], 石田 奈津子[ISHIDA, Natsuko] 
科目ナンバー PCLIN3301A  科目ナンバリングとは
時間割番号 15105  科目区分 ----- 
講義形態 講義  開講学域等 医薬保健学域 
適正人数 -----  開講学期 Q3 
曜日・時限 金3  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 生物統計学、薬剤疫学、薬剤経済学  
講義室情報 自然科学本館(総合研究棟Ⅴ) 105講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
薬剤師は、今日では慢性疾患の治療に積極的に関わっていくことが期待されている。その基礎として、疾患を知るばかりでなく、治験や公衆衛生データの正確な把握に関連する各種統計を理解することは重要である。薬剤師として人々の疾病治療や健康増進に貢献できるようになるために、健康指標に関する基本知識、臨床に応用できる統計学の基礎を学ぶ。また、効率的に医薬品を提供するために、公衆衛生と薬剤の関連性から、医薬品経済学にも触れる。

 
学修目標(到達目標)
集団の健康と疾病の現状およびその影響要因を把握するために、保健統計と疫学に関する基礎的な統計学の知識と技能を修得する。その過程で、医学・薬学研究における研究の結果を正確に解釈し、批判的に評価できる能力を身につける。また、医学治療の医薬品経済学的側面にも触れる。

 
授業概要
1回:ガイダンス、EBM  (PICO/PECO)
2回:薬剤疫学と臨床研究デザイン(概念)
3回:薬剤疫学と臨床研究デザイン(概念)
4回:生物統計の基礎:母集団と標本、データの分布、標準偏差と信頼区間、仮説検定、代表的な確率分布、パラメトリックな検定とノンパラメトリックな検定
5回:生物統計の基礎:母平均の差の検定、χ2検定、相関係数と回帰分析、
6回:生物統計の基礎:生存時間分析と生存時間曲線、メタアナリシス
7回:生物統計と生物統計家、臨床研究における生物統計の重要性
8回:医薬品と医療の経済性、薬剤経済学
学習方略: 講義
学習目標の到達には、毎回の講義内容について2時間程度の復習が望ましい。

 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
授業には、3分の2以上の出席を必要とする。/ 学期末試験/ 40 レポート/ 40 出席状況/ 30 記述箇所
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
配信資料の確認
 
予習に関する教材
 
復習に関する指示
レジメを確認する
 
復習に関する教材
 
教科書・参考書
特になし
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
松下 良
matusita@p.kanazawa-u.ac.jp
Tel and Fax:234-4405
 
履修条件
薬剤疫学も履修することが望ましい。

 
特記事項
特になし

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