タイトル

科目名[英文名] 情報基礎B[Basics of Information B] 
担当教員[ローマ字表記] 山根 智[YAMANE, Satoshi] 
科目ナンバー INFO3001A  科目ナンバリングとは
時間割番号 43092  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 なし  開講学期 Q4 
曜日・時限 木3  単位数 1単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード LMSを見てください。情報基礎A及び形式言語とオートマトンの単位の修得が履修の必須条件です。 本講義は、コンピュータ科学、特にソフトウェア科学(OS、コンパイラなどのソフトウェア開発)を目指す学生向けの理学部情報科学の講義であり、今流行りの人工知能ではなく、電気系の科目でもない。 IT分野は日進月歩しており、主体的に最新技術に追従する必要があり、本講義では、学生の主体的な勉学を実践します。 講義内容はソフトウェア科学,命題論理,一階述語論理,演繹的体系,導出原理である。 本講義はコンピュータ科学のレベルの高い科目であり、将来、コンピュータ科学の専門家を目指す学生向けです。 単位取得には相当な勉強量を要する。 毎週、復習レポートを課す。 情報基礎Aの中の述語論理や数学的帰納法、集合、関数、関係などの知識は必須である。 
講義室情報 自然科学本館(総合研究棟Ⅳ) 103講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
人工知能は演繹的推論と帰納的推論に分類される。最近注目されているのはデータ科学は帰納的推論である。本講義では、ソフトウェア科学で重要な演繹的推論を講義する。
 
学修目標(到達目標)
ソフトウェア科学で重要な以下の論理学を講義する。
受講生は定理証明を行う能力を獲得する。

1.命題論理の構文、意味、証明
2.一階述語論理の演繹的体系
3.エルブランの定理
4.導出原理
5.ソフトウェア科学への応用と期末試験
 
授業概要
1.命題論理の構文、意味、証明(2回)
2.一階述語論理の演繹的体系(2回)
2.エルブランの定理(1回)
3.導出原理(1回)
4.ソフトウェア科学への応用(1.5回)
6.期末試験(0.5回)

 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
学期末試験とレポート/Final exam 100%

レポート提出しない学生は受験資格がありません。

毎週レポートを課す。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
★1.オンデマンド教材(授業内容の全体)

LMSの資料を用いて予習すること。
 
予習に関する教材
 
復習に関する指示
★1.オンデマンド教材(授業内容の全体)

LMSの資料を用いて復習すること。
 
復習に関する教材
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名
論理と計算のしくみ (岩波オンデマンドブックス)
ISBN
著者名
萩谷 昌己 (著), 西崎 真也 (著)
出版社
岩波書店
出版年
教科書 書名
岩波講座 ソフトウェア科学〈〔理論〕11〉ソフトウェア科学のための論理学
ISBN
著者名
萩谷 昌己 (著)
出版社
岩波書店
出版年
 
参考書
参考書 書名
ebook Mathematical Logic for Computer Science: Third Edition
ISBN
著者名
Mordechai Ben-Ari
出版社
Springer
出版年
 
教科書・参考書補足
教科書は以下です。
教科書購入は必須ではありませんが、教科書があると理解が深まります。

以下は購入できます。
 論理と計算のしくみ (岩波オンデマンドブックス) オンデマンド
  萩谷 昌己 (著), 西崎 真也 (著)
 
以下は絶版で、古本のみ購入可能
 岩波講座 ソフトウェア科学〈〔理論〕11〉ソフトウェア科学のための論理学
 萩谷 昌己 (著)

英語の無料の参考書は以下にあります
https://archive.org/details/MathematicalLogicForComputerScience3thEdition/page/n37/mode/2up
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
来室は,月曜日17時40分以降。

None. Make an appointment by e-mail.
 
履修条件
情報基礎Aを履修すること、または、離散数学と命題論理、形式言語とオートマトンなどを理解していること。

毎週レポート課す。
他人のレポートを写すなどの行為は著作権侵害となり、処罰します。
レポート提出しないものは期末試験の受験資格はありません。
 
適正人数
なし
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
-関連する講義資料を事前に予習すること
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
この講義はソフトウェア科学や人工知能の基礎である
 
特記事項
将来、コンピュータ科学の専門家を目指す学生向けです。
 
教材ファイル


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