タイトル

科目名[英文名] シェルスクリプトを用いた「大規模データ処理」演習[Exercise on "Big data processing" using a shellscript] 
担当教員[ローマ字表記] 大野 浩之[OHNO, Hiroyuki], 森 祥寛[MORI, Yoshihiro], 松浦 智之 
科目ナンバー -----  科目ナンバリングとは
時間割番号 73639  科目区分 ----- 
講義形態 講義その他  開講学域等 共通教育 
適正人数 18人  開講学期 Q2 
曜日・時限 金2  単位数 1単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 全学生 
キーワード ----- 
講義室情報 学術メディア創成センター 多目的教室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
現在、日本ではSociety5.0時代の達成に向けてさまざまな取組を行っています。
その中には、万の単位を越えて、億の単位におよぶ膨大な量のデータ処理が存在します。

このような膨大なデータは、Excelのような表計算ソフトウェアでは、処理できません。
では、どのように処理すれば良いでしょうか?

その一つの答えとして、私たちはシェルスクリプトを用いた処理方法を提案します。
シェルスクリプトとは、UNIXやLinuxと呼ばれるOSにおいて、システム操作などにも使用されるもので、多くのコマンドから形成されています。
それ故に最近のプログラミング言語ほど派手なことはできませんが、古くから変わらず存在し続け、これから先も長期間使用可能な言語です。
そして、シェルスクリプトを使えば、プログラミングに限らず、LinuxやWindows、macOSなどを、コマンドから(キーボードから)操作できます。

シェルスクリプトを使用できると、授業で学ぶ大規模データ処理以外にも、今後の研究活動を始めとする、さまざまな業務処理に、これまでとは違う視点から作業環境を構築し、効率的な作業が行えます。

是非、学んでみてください。


本授業の内容は、古くて新しいアプローチになりますので、学生には、既存の知識として学ぶだけで無く、積極的に新しいもの見つけ出し、教員にフィードバックすることを望んでいます。
 
授業の目標
授業目標は次の通りです。

・自分の使用している携帯型パソコン上でシェルスクリプトを使えるようになる。
・シェルスクリプトを用いて、大規模データ処理ができるようになる。
・併せて、処理する大規模データを取得する方法も学び、必要に応じて取得できるようになる。
・シェルスクリプトを日頃の問題解決に適用できるようになる。


 
学生の学修目標
学生の学修目標は次の通りです。

・自分の使用している携帯型パソコン上でシェルスクリプトを使えるように設定する。
・実際にシェルスクリプトを使って、大規模データ処理をして、有用な情報を引き出す。
・必要に応じて、インターネット上などから、有用な情報を引き出すための大規模データを集め、処理して、有用な情報を引き出す。
 
学修成果
インターネットなどから集めた大規模データを、シェルスクリプトを使って処理し、有用な情報を引き出す技術を習得する。
 
授業概要
本授業では、自分の使用している携帯型パソコン上でシェルスクリプトを使えるように設定したうえで、実際にシェルスクリプトを使って、大規模データ処理をしてもらいます。

その大規模なデータの処理が、自分のパソコンで行えることを演習してもらい、そこから有用な情報を引き出すための方策を学びます。

併せて、インターネット上などから、有用な情報を引き出すための大規模データを集める方法についても解説しますので、演習として実際にデータを収集し、それを処理して、有用な情報を引き出してください。

なお、持参するパソコンのOSは、Windows11かWindows10、もしくは最新のmacOS、およびLinuxであること。

 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・70% レポート
・30% 演習の発表点
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
授業までに準備しておく内容を提示するので、必ず準備すること。
 
予習に関する教材
 
復習に関する指示
復習に関する教材
 
教科書・参考書
特になし
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
アカンサスポータルを使って質問等に対応します。

直接会って質問したい場合は、授業の前後か、事前にメッセージを送って予約を取ること。
 
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
学生は、自分のノートパソコンを必ず持ってくること。

教室は、学術メディア創成センター2階の多目的教室です。
 
特記事項
特になし

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