科目名[英文名]
血清・免疫検査学実習[Practical Course in Laboratory of Serology and Immunology]
担当教員[ローマ字表記]
杉谷 加代
[
SUGITANI, Kayo
],
片桐 孝和
[
KATAGIRI, Takamasa
]
科目ナンバー
LABO3456D
科目ナンバリングとは
時間割番号
45335
科目区分
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講義形態
実習
開講学域等
医薬保健学域
適正人数
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開講学期
Q3,Q4
曜日・時限
金3〜5
単位数
2単位
授業形態
60単位上限
対象学生
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キーワード
沈降反応,凝集反応,補体結合反応,ELISA, 自己抗体,免疫機能検査, 輸血検査
講義室情報
保健学類1号館 1218講義室(対面のみ)
開放科目
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備考
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授業の主題
免疫学で学習した基礎知識を実際の検査に応用する理論を学ぶ応用編
臨床免疫学的検査の基礎知識と基本技術,感染症の免疫学的検査法,また自己免疫疾患の検査の実際を修得する。沈降反応,凝集反応,溶血反応,補体結合反応,蛍光抗体法など,血清・免疫学の基礎と応用に関して実習する。さらに,リンパ球サブセットの測定,好中球機能,血清免疫グロブリン濃度,補体価の測定など,免疫能モニタリングの実際を修得する。
授業の目標
免疫学で学習した基礎知識を実際の検査に応用する理論を学ぶ応用編
臨床免疫学的検査の基礎知識と基本技術,感染症の免疫学的検査法,また自己免疫疾患の検査の実際を修得する。沈降反応,凝集反応,溶血反応,補体結合反応,毒素中和反応など,血清・免疫学の基礎と応用に関して実習する。さらに,リンパ球サブセットの測定,好中球機能,血清免疫グロブリン濃度,補体価の測定など,免疫能モニタリングの実際を修得する。
学生の学修目標
採血、血清分離、サンプルの保存・取扱い法、リンパ球分離操作など免疫学的検査に必要な基本的知識や技術について確実に修得する。その上で、沈降反応,凝集反応,溶血反応,補体結合反応、ELISAなど,血清・免疫学の基礎と応用に関して実習を通して理解を深める。さらに,リンパ球サブセットの測定,好中球機能,血清免疫グロブリン濃度,補体価の測定など,免疫能モニタリングの実際を修得、データ解析を実施して、評価できるようにする。
授業概要
1.免疫検査学の基礎
1) 試薬調整法
2) 検体採取法および保存法
3) 免疫沈降反応
4) 凝集反応;血球凝集反応,間接凝集反応、凝集抑制反応
5) 溶血反応
6) 免疫電気泳動法
7) 補体結合反応
8) 酵素抗体法
9) 蛍光抗体法
10) ELISA
2. 免疫検査学の臨床応用
1) 感染症の免疫学的診断(梅毒血清検査など)
2) 自己免疫疾患の免疫学的診断
3) 免疫担当細胞の機能検査
4) 輸血検査
5) 移植検査
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・( )% 小テスト
・( )% 中間試験
・(50)% 学期末試験
・(50)% レポート
・( )% 出席状況
・( )% 演習の発表点
ルーブリック
【授業別ルーブリック】
評価項目
評価基準
S
A
B
C
再提出 (再提出後、レポートが訂正されていた場合はC)
実習レポート
正しい手技により、正確な実験結果が得られている。 実験目的,方法、結果、考察について、わかりやすく正確に記載されている。また、この実験の背景について、良く調べられている。
正しい手技により、正確な実験結果が得られている。 実験目的,方法、結果、考察について、わかりやすく正確に記載されている。
正しい手技により、正確な実験結果が得られている。実験目的,方法、結果、考察について、一通りの記載はされている。
手技の一部に誤りがあり、正しい結果が得られていない。実験目的,方法、結果、考察について、一通りの記載はされている。
手技の一部に誤りがあり、正しい結果が得られていない。実験目的,方法、結果、考察の一部の記載が欠如している。または、誤った解釈をしている。
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
あらかじめ実施する項目の背景(測定意義・測定原理)や実験方法、およびその結果得られるデータについて、教科書やテキストで十分に予備知識を得た上て、実習に臨むこと。
予習に関する教材
復習に関する指示
復習に関する教材
教科書・参考書
参考書
参考書
書名
免疫検査学
ISBN
9784260016483
著者名
出版社
出版年
2017
参考書
書名
臨床免疫学
ISBN
9784263225967
著者名
出版社
出版年
2017
教科書・参考書補足
血清・免疫検査学講義で使用した教科書を用いる。
実習用テキストが配付される。
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
電子メールによる問い合わせが最も迅速に対応可能である。
面会希望は歓迎するが,必ずメールで予約のこと。
sugitani@staff.kanazawa-u.ac.jp
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
実習では、以下のものを各自ご準備下さい。
・白衣・上履き
(上履きは、ヒールが高くないもので、足全体をカバーできるもの。指の出るものは不可)
・実習計画書(A4)を綴じるファイル(薄いもので良い)
・実習用ノート(A4、5mm方眼のあるもの,生協売店で購入可)
・片対数方眼紙(1人あたり数枚必要)
・USBメモリ(データ保存用)
・メモ用紙など
毎回の実習終了後、あるいは指定された日時までに実習ノートを提出(月曜午後5時〆切)
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
開講形態は対面授業型とする。開講前または開講期間中に授業形態を変更する可能性がある。その際は履修者へ連絡する。
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