科目名[英文名]
核医学検査技術学[Nuclear Medicine Technology]
担当教員[ローマ字表記]
小野口 昌久
[
ONOGUCHI, Masahisa
],
澁谷 孝行
[
SHIBUTANI, Takayuki
]
科目ナンバー
RADI3251A
科目ナンバリングとは
時間割番号
45243
科目区分
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講義形態
講義
開講学域等
医薬保健学域
適正人数
40名程度が適正と考えられる。これまで他専攻からの受講希望は見られないが,もしあればその時点で工夫する。
開講学期
Q1,Q2
曜日・時限
木2
単位数
2単位
授業形態
60単位上限
対象学生
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キーワード
核医学検査,SPECT,PET,画像再構成,フィルター,画像処理法,コンパートメントモデル解析,遠隔講義
講義室情報
保健学類4号館 4102講義室
開放科目
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備考
実務経験のある教員による授業科目(臨地経験に基づき,臨床現場で必要な核医学検査の知識・技術を指導する。)
授業の主題
核医学検査法の原理,放射性医薬品の特徴及び臨床的意義を理解し,また検査法,SPECT,PET,測定に関する技術を習得する。
授業の目標
核医学検査法の原理,放射性医薬品の特徴及び臨床的意義を理解し,また検査法,SPECT,PET,測定に関する技術を習得する。各論として人体の臓器ごとの検査について撮像法,画像再構成やフィルターなどの画像処理法及びデータ処理法を習得する。
学生の学修目標
1.検査法の原理の理解
2.放射性医薬品の種類,性質,特徴の理解
3.核医学検査の臨床的意義の理解
4.各臓器ごとの画像処理法の理解
5.核医学に特異的な定量解析,データ処理法の理解
総合的には,装置の構成や動作原理及び医薬品に対する生物学的特性を理解しており,検査に必要な知識や技術を習得している。
授業概要
1. 核医学検査法の原理,放射性医薬品の特徴,臨床的意義
2. 中枢神経系の検査,画像処理法,脳血流の定量化法,パトラックプロット法
3. 循環器系の検査,画像処理法,SPECT法による定量化
4. 呼吸器系の検査,画像処理法,血流スキャンと換気スキャン
5. 内分泌系の検査,画像処理法,二核種サブトラクション法
6. 骨関節核医学の画像処理法,3次元表示法
7. 消化器系の検査,画像処理法,胃排泄試験の定量化
8. 泌尿器系の検査,画像処理法,腎機能検査の定量化法
9. 血液,末梢系の検査,画像処理法
10.クリアランスの概念とコンパートメント解析
11.その他の核医学検査法と定量化
12.ポジトロン核医学の基礎と臨床
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し,次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」,「A(同80%~90%未満)」,
「B(同70%~80%未満)」,「C(同60%~70%未満)」を合格とし,「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
評価の割合
授業には,3分の2以上の出席を必要とする。
学期末試験 80%
学習態度 20%
記述箇所 出席2/3以上を必要要件とし,上記の割合で評価する。
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
核医学専門用語の意味を理解しておくこと。
予習に関する教材
復習に関する指示
なし
復習に関する教材
教科書・参考書
教科書・参考書補足
新核医学技術総論(臨床編),日本核医学技術学会編,山代印刷,8,000円(学生5,000円)
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
来室は月,火曜16時〜17時
質問はメールonoguchi@staff.kanazawa-u.ac.jpで受付
履修条件
2年時の講義「放射性薬品学」は重要であり,履修を済ませておくこと。同成績が不可あるいは保留であった場合でも講義に参加することはできるが,予習を充分に行うことが要求される。
適正人数
40名程度が適正と考えられる。これまで他専攻からの受講希望は見られないが,もしあればその時点で工夫する。
その他履修上の注意事項や学習上の助言
各臓器ごとに使用する放射性医薬品の種類,集積機序,体内動態や特徴を理解し,さらに核医学検査の臨床的意義およびデータ収集法や解析法を習得することが必要.
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
放射線技術科学領域の主要履修科目の1つである。
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