タイトル

科目名[英文名] 生物学実習6[Field Work of Biology 6] 
担当教員[ローマ字表記] 鈴木 信雄[SUZUKI, Nobuo], 関口 俊男[SEKIGUCHI,Toshio], 木谷 洋一郎[KITANI, Yoichiro] 
科目ナンバー BIOL3441D  科目ナンバリングとは
時間割番号 45025  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 理工学域 
適正人数 27  開講学期 Q2 
曜日・時限 集中  単位数 1単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 ----- 
キーワード 動物生理、浸透圧調節、塩代謝、魚類生理、ホテル宿泊、2021年9月28日~29日(1泊2日)実施予定 
講義室情報 (対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
脊椎動物は外部環境が変動しても様々な仕組みにより、内部環境を常に一定に保つ能力をもっている。サケは川を下り、海で成長し、再び川へ戻る。ウナギはサケの逆であるが、サケもウナギも河口で内部環境を馴化させた後、新しい環境に適応できることが知られている。これらの現象には魚の浸透圧調節機構が関与していることが知られている。本実習では、ウナギを材料として用いて、外部環境の変動による体液の塩濃度の変化を自ら出したデータにより教えます。さらに、生体内の酵素についても学びます。
 
授業の目標
本実習では、本学臨海実験施設を利用し、海産脊椎動物(主として魚類)に直接触れることによってその仕組みの一端を理解する。
 
学生の学修目標
サケやウナギなどは、ありふれた食材であるため、それらが如何に巧妙な仕組みをもって海と川を往復するかはあまり知られていない。例えば、サケは、塩分濃度が高い環境にいく成長ホルモンの分泌が促進されることが知られており、海へ行くのは必然である。本実習においては、普段何気なく見逃しているが、生命の基本に関わる現象の重要性を教える。
 
学修成果
本実習は、臨海実験所に宿泊(1泊2日)して実験を行う。実験の意義の講義と採血の手法を教え、次に生化学的な分析の指導を行う。ウナギを海水に入れた時、ウナギの血液中の塩濃度動の変化、体重の変化、ヘマトクリット値の変化を解析する。最後に、得られた結果を口頭発表する。ガイダンスの時に、事前学習について説明する。
1. 講義
2. 実験の説明
3-4. ウナギを用いた実験
5-6.血液の解析
7.データ解析
8. 発表
 
授業概要
本実習は、臨海実験所に宿泊(1泊2日)して実験を行う。実験の意義の講義と採血の手法を教え、次に生化学的な分析の指導を行う。ウナギを海水に入れた時、ウナギの血液中の塩濃度動の変化、体重の変化、ヘマトクリット値の変化を解析する。最後に、得られた結果を口頭発表する。ガイダンスの時に、事前学習について説明する。
1. 講義
2. 実験の説明
3-4. ウナギを用いた実験
5-6.血液の解析
7.データ解析
8. 発表
 
評価方法と割合
評価方法
標準評価方法/Standard rating method 「S(達成度90%〜100%)」、「A(同80%〜90%未満)」、
「B(同70%〜80%未満)」、「C(同60%〜70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
授業への積極性・貢献度 70% 演習の発表点 30%
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
Biology of Fishes, 3rd Edition」のeBookが自然研図書館に入っています(一定条件下でダウンロードできます)。
 
予習に関する教材
 
復習に関する指示
復習は、教員が作成したオリジナルな資料を用いて行う。
 
復習に関する教材
 
教科書・参考書
参考書
参考書 書名
Biology of Fishes, Third Edition
ISBN
著者名
Quentin Bone and Richard H. Moore
出版社
Taylor & Francis
出版年
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
授業の直後に学生からの質問に対応する。メールでも学生からの質問を受ける。

Nobuo Suzuki: Noto Marine Laboratory
Institute of Nature and Environmental Technology, Kanazawa University Ogi, Noto-cho, Ishikawa 927-0553, Japan
e-mail: nobuos@staff.kanazawa-u.ac.jp
Tel:+81-768-74-1151;Fax:+81-768-74-1644
 
履修条件
適正人数
27
 
特記事項
特記事項
近隣のホテルに宿泊予定
2021年9月28日~29日(1泊2日)実施予定
 

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