科目名[英文名]
構造解析学B[Structural Analysis B]
担当教員[ローマ字表記]
桝谷 浩
[
MASUYA, Hiroshi
],
深田 宰史
[
FUKADA, Saiji
],
栗橋 祐介
[
KURIHASHI, Yusuke
]
科目ナンバー
CEDP3202A
科目ナンバリングとは
時間割番号
44100
科目区分
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講義形態
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開講学域等
理工学域
適正人数
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開講学期
Q4
曜日・時限
月3
単位数
1単位
授業形態
60単位上限
対象学生
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キーワード
変位法、マトリックス構造解析法、有限要素法、たわみ角法,3連モーメント法
講義室情報
自然科学大講義棟(総合研究棟Ⅵ) 大講義室B(対面のみ)
開放科目
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備考
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授業の主題
変位法と呼ばれる構造解析方法の中で,たわみ各法とマトリックス構造解析法について学び,実務で広く用いられている有限要素法による数値解析による構造解析についても理解を深める.
授業の目標
マトリックスを用いた構造解析法を理解し複雑な構造解析をコンピュータで行うための基礎知識を養う。また、変位法に属するたわみ角法についても理解し、構造力学系の科目で学んだ各種構造解析法の特徴について理解を深める。
関連する学習•教育目標の項目: (2)(3)
学生の学修目標
1.構造解析に使用する線形数学を理解し、その解法を説明できる。
2.弾性ばね系の剛性マトリックスと全体剛性方程式と解法について理解し、解析できる。
3.トラス構造の剛性方程式について理解し、与えられた荷重、変位条件での未知変位と反力、軸力について計算できる
4.軸力と曲げをうける骨組構造の剛性方程式について理解し、一般的な解法を説明できる。
5.カステリアーノ定理を用いた剛性方程式の誘導方法について理解し、一般構造の有限要素法による剛性マトリックス誘導方法を説明できる。
6.変位法のひとつであるたわみ角法による構造解析手法について理解し、連続ばりやラーメン構造の構造計算ができる。
7.応力法の一つである3連モーメント法についても理解する.
授業概要
1. 構造解析法の歴史:構造力学の発達の歴史と各種解析手法について概説する。
2. たわみ角法 その1:変位法であるたわみ角法と具体的解法について講述する。
3. たわみ角法 その2:変位法であるたわみ角法と具体的解法について講述する。
4. たわみ角法 その3:変位法であるたわみ角法と具体的解法について講述する。
5. 弾性ばね系の解析:弾性ばね系の剛性マトリックスと全体剛性方程式と解法について講述する。
6. 軸力と曲げをうける骨組構造の解析:軸力と曲げをうける骨組構造について講述する。
7. 3連モーメント法:応力法である3連モーメント法と具体的解法について講述する。
8. 期末試験
評価方法と割合
評価方法
その他 期末試験が60%未満の場合,原則として不合格とする。ただし,演習(レポート・小テスト)により不合格の基準を50%未満まで緩和することがある。
評価の割合
授業には、3分の2以上の出席を必要とする。学期末試験 90 レポート 10
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
予習に関する教材
復習に関する指示
講義内容をよく見返して他の構造解析法との違いを理解すること
復習に関する教材
教科書・参考書
教科書
教科書
書名
構造力学[下]
ISBN
4627425201
著者名
出版社
出版年
2017
参考書
参考書
書名
英語で学ぶ構造力学
ISBN
9784339052213
著者名
出版社
出版年
2017
教科書・参考書補足
教科書:
・崎元達郎著,構造力学[下](森北出版)
参考書:
・吉田博著,構造力学演習[不静定編](森北出版)
・戸川隼人著、有限要素法概論(倍風館)
・三好俊郎、白鳥正樹著、演習有限要素法(サイエンス社)
・勝山那久,酒井俊典,H.P. Rossmanith著,英語で学ぶ構造力学(コロナ社)など
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
オフィスアワー:水曜日16:00〜18:00
上記以外の時間での質問は,メール等で予約することが望ましい(mail masuya@se.kanazawa-u.ac.jp)。
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
・演習問題は,期限内に提出すること.
・上記のように多くの構造力学の本が出版されているので、いろいろ参考にしより多くの問題を解くことが本講義の習得と深い理解につながります。
・コンピューターでExcelや各種言語によるプログラミングにより具体的に問題を解くのも理解につながります。
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
構造力学系の科目は,構造力学A,構造力学B,構造解析学Aが順次開講されており関連する。特に構造力学A,構造力学Bは本科目を理解する上で重要である。
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