科目名[英文名]
被服科学実験[Experiments on Clothing Science]
担当教員[ローマ字表記]
森島 美佳
[
MORISHIMA, Mika
]
科目ナンバー
EDLC3821C
科目ナンバリングとは
時間割番号
34341
科目区分
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講義形態
実験
開講学域等
人間社会学域
適正人数
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開講学期
Q3
曜日・時限
火1〜2,金1〜2
単位数
1単位
授業形態
60単位上限
対象学生
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キーワード
[対面授業] 繊維,糸,布,衣服
講義室情報
人間社会3号館 被服学実験室(対面のみ)
開放科目
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備考
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授業の主題
ヒトが日常生活で身にまとう衣服は,何から作られているのだろうか.衣生活について考える上で,衣服の性能とそれを構成する布,糸,繊維の物性について知見を得ることは重要である.本授業では,繊維,糸,布に関する物性を,糸試料,布試料の製作および評価実験を通して理解する.
授業の目標
全受講者が,衣服材料の評価試験および糸と布の製作を通して,衣服素材の特性を理解し,衣生活に関する社会状況や環境問題を,系統的に検討できるようになることを目指す.
学生の学修目標
繊維製品(被服構成実習で製作する浴衣を含む)の素材物性を,理解することを目指す.また,テクニカルレポートを作成できるよう,ICTを利活用して実験データの取り扱い方を習得することを目指す.
学修成果
繊維製品の性能について,素材特性および製造過程の観点から系統的に検討できるようになる.獲得した実験データについて,エクセルを用いて効果的な図表を作成できるようになる.
授業概要
第1回: はじめに
第2回: 繊維の顕微鏡観察
第3回: 繊維の燃焼挙動の観察
第4回: 綿糸の作製
第5回: 織物と編物の作製
第6回: ICTを活用した実験結果の中間報告
第7回: 織物および編物の組織の観察と目付の測定
第8回: 布のアイロン寸法変化率の測定
第9回: 布の引張り特性と曲げ剛性およびドレープ性の測定の測定
第10回: 実験結果の解析
第11回: ICTを活用した実験結果の中間報告
第12回: 身近な材料を用いた染色
第13回: しみぬき
第14回: 洗浄効果の計測
第15回: まとめ
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・(60)% レポート
・(40)% 演習の発表点
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
次週の実験内容を予告するので,予めその関連書籍を読んでくること.
予習に関する教材
復習に関する指示
被服材料の特性および管理の方法について,実験内容を振り返りながら衣生活の中で確認すること.
復習に関する教材
教科書・参考書
参考書
参考書
書名
被服材料実験書
ISBN
481031104X
著者名
石川 欣造
出版社
同文書院
出版年
1991
教科書・参考書補足
テキスト; LMS参照.
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
メールでアポイントをとることが望ましい.
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
実験中は,実験内容を理解できるように集中すること.
特記事項
特記事項
①実験試料には,浴衣製作で用いた布の余りも用いるので持参すること.
②実験結果を処理するため,パソコンを持参すること.
③テキストはLMSを参照する.紙媒体のテキストは配布しない.
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